秋うつ?冬うつ?

この記事の監修鍼灸師
ドクター・リウ鍼灸院 西新橋院 神田先生

 

 

冬季性うつという言葉を聞いたことがありますか?

 「うつにも季節ってあるの?」「じゃあ、五月病もうつ?」そんな風に思ってしまいますよね。

五月病とは、その名の通り、五月のゴールデンウィーク明けに出る症状の事です。

春を迎え、新しい環境で頑張っていたものの、気分が落ち込むようになり、疲れて仕事や勉強がはかどらない等、一過性の不調をいい、よく眠り、好きな事をしたり、出かけて気分転換をする事で回復できるのが五月病です。

よく眠っても心が晴れないような状態が1ヶ月以上続けば、うつ病の疑いがあります。

何を食べても美味しくない、自分に価値がないと思い込んだり、以前楽しいと感じていた事が、楽しくない・・・何をやっても無気力になってしまう。

そんな状態のときは、病んでいる自分自身よりも、友人やご家族が気付いてあげられるかもしれません。表情が暗くなったり、涙もろくなったり・・・誰にでもおこりうることだと思います。

 

じゃあ、冬季性のうつって何?

冬に近づくにつれ日照時間が短くなり、脳内の神経伝達物質であるセロトニンが減少することが一因となっています。

日中に太陽を浴びることで、セロトニンがつくられます。

セロトニンは、睡眠ホルモン(メラトニン)の原料なので、光が減少する冬に近づくと、メラトニンも十分に作れなくなります。

このことから、“ウィンターブルー”と呼ばれる季節性うつ病ですが、どうすれば、緩和できるのでしょうか。


1、朝日を浴びる
 自然の光に多く当たることができない環境なら、照明を工夫して、体内時計を調節し、生体リズムを整える。

 

2、身体を動かす
 運動することで、ドーパミンが分泌。落ち込んだり、イライラした時に症状を和らげてくれます。

 

3、効率の良いタンパク質摂取
 “うつ”状態である時に脳内で欠乏しているのは、神経伝達物質セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなので、脳内の神経伝達回路回復のため、魚介類や鶏肉、納豆を取り、砂糖は控えめに。

お菓子に使われる白砂糖は血糖値を急に上昇させるので、インスリン分泌で低血糖状態になり、脳に十分な糖分が供給されなくなるためです。

周りの人は、叱咤激励ではなく、ポジティブな言葉をかけ、優しく気長に見守ることで、少しずつ、本来の自分を取り戻す手伝いができるのではないでしょうか。

ゆっくりと時間をかけて待ちましょう。春はすぐそこです♪

 

 

今回は感情が五臓に与える影響をイラストにまとめてみました。ご覧ください。

 

 

 

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神田先生

神田先生

ドクター・リウ鍼灸院 西新橋院所属 鍼灸師