人間の身体は、精巧につくられているか?

この記事の監修鍼灸師

ドクター・リウ鍼灸院 西新橋院 慶長先生

誰でも、人間の身体はすごいなぁと思ったり、ましてやオリンピック選手の躍動 する動きを見ると選手にも、そして人間の身体も凄いと感動したりします。  

 

 

人により差異はありますが、20歳ぐらいをピークに、成長期から、徐々に「廃用性筋委縮」は始まります。

ご存知の事と思いますが、生物の歴史の中でも、哺乳類、類人猿と、そして現代の人間の歴史は短く、肩甲骨の構造をみるだけでも、は虫類の肩甲骨は腹側に、馬やニホンザルの肩甲骨は、体の側面にあり、類人猿や人間になって、肩甲骨は背中側へ移動。

そのお陰で、私たちは360度、腕を自由に動かすことができるようになりました。

また、私たちは、母親の胎内で進化の過程をたどるともいわれます。そして、生まれたばかりは立つことも、歩くこともできません。ハイハイから始まります。

哺乳類には四足歩行(海の中で生きる物もいますが)、が多い中、私たちは二足歩行を選びました。

その結果として、人間の肩関節、股関節は可動範囲が大きく、器用に使えるようになりました。

しかしながら、歴史は短く骨の溝や突起を利用し腱や筋が通ったり、着いたりと繊細な造りになっています。  

頭脳が発達したのはいいのですが、その重い頭が上に乗っかり、上肢はぶら下がることになりました。

多分四足歩行であったなら、肩こりや五十肩も胸郭出口症候群などもないのではないでしょうか?

そして下半身には、上半身の重みが、腰に、股関節に、膝関節にどっしりとかかってくることになります。

やはり四足歩行であったなら腰痛、坐骨神経痛、変形性股関節症、変形性膝関節症などにはなりにくいのではないしょうか。

お年寄りの方だけでなく、ふとした時、意外とバランスを失いよろけたりします。

転倒して怪我をすることにもなったりします。    

加えて、現代人の多くは、運動不足に陥りがち、下肢は心臓よりかなり下方に位置することになります。

さらに、先ほど記したように、肩周辺と、腰・仙腸関節・股関節のところで、流れが悪くなると、頭部、胴体、下半身と三つに分断されるようなイメージさえ持ちます。

身体の血液循環が悪くなってしまいます。

若いうちはいいのですが、人により差異はありますが、20歳ぐらいをピークに、成長期から、徐々に「廃用性筋委縮」は始まります。

可逆的な体から不可逆的な体になるとも言えます。  

 

 

夏の冷え、それをカバーする運動 神経ネットワークコントロール

特に夏など、冷房で体が冷え、長時間のデスクワークなどは、非常に不自然な生活と なり内臓機能の低下や冷えにつながってきます。

内臓の冷えは自律神経の乱れ、ガス が溜まりやすい、免疫力の低下なども引き起こします。  

それをカバーするためにも、運動をするということが必要なのです。

運動をすると、筋力も増えるし、関節の柔軟性も保つことができます。血液循環も良くなり、末端の毛細血管も元気になります。

糖尿病、高血圧症などの生活習慣病の予防にもなります。      

そして、今述べたこと全部が、自律神経、脳を含めた神経のネットワークのコン トロールに作用してきます。

運動することは自律神経の乱れを整えることにもなります。

たとえば病気、怪我で手術することになったとしても、元通りの生活に近づけるためには、リハビリが必要になります。結局、運動が必要になります。    

 

 

ストレス社会は、身体の不具合を起こしやすい

ストレス社会と言われる昨今、イライラしたり、カッカしたりの生活は精神的、 身体的にも、悪循環を増幅させます。

「肚が立つ」より「肚が座った」生活を送り たいものです。    

こう見てくると、現代社会においては、人間の身体はデリケートで壊れやすい、 年を経るほど筋、腱は衰え、硬くなりやすい、わずかな関節、骨盤の歪み(姿勢)から身体の不具合、不調を起こしやすい。    

 

~まとめ~

鍼灸治療、指圧マッサージでの治療は数千年以前からそういったものに対処して来ました。

できるものなら、薬物療法、外科的治療より、運動をすること、そして、 まず、いわゆる東洋医学の治療を受けてみることをお勧めしたいと思います。

 

 

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慶長先生

慶長先生

ドクター・リウ鍼灸院 渋谷駅前院所属 鍼灸師