「気血水」についての新たな考え方 2

この記事の監修鍼灸師
ドクター・リウ鍼灸院 慶長先生

 

「気」とはなにか?

 

「気」の説明は非常に、分かったような、解らないような説明になっています。

身体を動かすエネルギー、元気(原気・真気)の元、「先天の気」「後天の気」ってなに?

ここからは、私の推論になります。身体の中を流れるものは「血」「水」だけではありません。

「気」は神経系と考えたらどうでしょうか?自動車で行ったら、「気」は電気系統ですね。

言うなれば、「血」はガソリン、軽油などの燃料、「水」はオイル、エンジンはオイルがないと摩擦で焼け付きます。

ラジエターの水、ウォッシャー液なども、「水」に入るでしょう。

昔にも、人間の身体を機械モデルに例えたこともありましたので、ちょっと例を挟んでみました。

不思議なことに、漢方理論、東洋医学の本には具体的に神経、脳についての記述は少ないように感じます。

血や水(津液)肝胆腎肺脾胃などについての記述は多いのですが。

「気の病証」から見ても、甲状腺機能低下症、または亢進症といった、ホルモン物質(ホルモン物質は「水」にも、「気」にも関係してきます) が考えられるもの、うつ病、ストレス病、などの精神疾患が考えられるもの、自律神経失調症に当たる症状、神経過敏となり痛みを感じさせたり、線維筋痛症のような、痛みを抑える身体のシステムに異常がみられるものと、多岐にわたると考えられます。

脳、神経(自律神経)、筋肉(運動神経の骨格筋への作用) と分けることもできます。

視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚も電気信号に置き換えられ、脳に伝わります。

近代西洋医学は、その過程において、身体(BODY)を中心にすえて、精神的なもの(MIND、SOUL )はあまり考えていなかったようです。

もっとも、最近では西洋医学でも心療内科など、MINDやSOULをBODYとともに考えるようになってきています。

 

 

数千年前から、気血水という疾病概念