足関節捻挫について

この記事の監修鍼灸師
楽天ハリアップクリムゾンハウス院 宮田先生

 

2つの種類の捻挫

普段の生活の中で足首をグキッと捻ってしまいしばらく足首の痛みが残ってしまったり、スポーツを良く行う人は特に繰り返し痛めてしまったりと、足首の捻挫を経験している方は多いのではないかと思います。

今回は、そんな普段の生活の中やスポーツ等の場面で広く起こりやすい足関節の捻挫についてのお話をしたいと思います。

まず、足首の捻挫には大きく分けて足首を内側へ捻ってしまう「内反捻挫(ないはんねんざ)」と足首を外側へ捻ってしまう「外反捻挫(がいはんねんざ)」の大きく2つの種類の捻挫があります。

 

足首の捻挫では特に前者の「内反捻挫」が多くを占めます。

これは、人体の構造上、足首は外側よりも内側へ捻りやすいからです。

捻挫は、足首を大きく内側に捻った際に、足関節に付く靭帯が傷つき炎症が起こってしまうので痛みが発生してしまいます。

靭帯は関節部分に付いており、骨と骨をつなげて不安定性を無くす働きがあります。

しかし、靭帯が大きく傷ついたり、繰り返し傷ついたりすると足首のぐらつき等の不安定さが現れ、足を地面へ設置する時に、足首の不安定さから繰り返し同じように捻挫を起こしやすくなってしまいます。

 

RICE処置(応急処置)を行うと回復が早まる!?

足首を捻り痛めてしまった場合は、

1.まず安静にさせて、

2.痛めた患部をしっかりと冷やし、

3.患部を圧迫、

4.患部を心臓よりも高い位置に挙上させます。


これらRICE処置と呼ばれている応急処置を行うと回復が早まりやすくなり、炎症や腫れを治まりやすくなりますので受傷後は早めに行うようにしましょう。

 

ちなみに、

RICE処置はスポーツ現場等では耳にする機会がありよく聞くという人も多いかと思いますが、

安静(Rest)

アイシング(Icing)

圧迫(Compression)

挙上(Elevation)

のそれぞれの頭文字から取って呼ばれています。

また、RICE処置はアイシングを15~20分目安に行い、40~60分程時間を空けて処置を繰り返します。

症状の程度によって繰り返しの回数は異なりますが、痛みが落ち着きやすくなります。

痛みが完全に落ち着き、足首周りの動きが出せるようになってくると、ふくらはぎの筋肉や足首周りの筋肉の緊張に気付くと思います。

 

受傷した部分に負担がかかりやすくなっているためですので、膝から下をマッサージ等で緩めると、より回復を早める事が出来ます。

もちろん鍼灸治療も効果的ですのでおすすめします。

また、足の筋肉の柔軟性が悪かったり、足首周りに付く筋肉の力が弱いと、足首が不安定になりやすく捻挫を起こしやすいです。

 

予防の方法は!?

予防としては、

足の筋肉の緊張を取るために普段からマッサージ鍼灸治療を受けていただいたり、

足首を冷やさないようにすることで柔軟性を保てます。

 

また、あまり使わない足の指を動かしたり、足首を回して動かすようにするだけでも足首周りの筋肉が鍛えられて安定性が出てきますので、普段から少しずつ取り組んでみると良いかと思います。
 


 

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宮田先生

楽天ハリアップクリムゾンハウス院 鍼灸師