鍼灸医療の現場から(番外編・下)

この記事の監修鍼灸師 渡邊先生

 

 

前二回と続いた患者さんの層をご紹介する番外編でしたが、いよいよ今回のレポートで終了。

今回は完結編です(笑)

 

さまざまな病気や、未病の治療を受けに来ている患者さんがいましたが、健康を取り戻したら、もう鍼灸の世界とはお別れなのでしょうか?

 

もちろんそれでも構いません。いつか再びお身体が辛くなったら、不調の兆しを感じたら、またいつでも気軽に鍼灸院を訪れ下さい。

 

きっとまたあなたのお悩みを解決するお手伝いをしてくれるはずです。

 

――――と、結びのような文章になってしまいましたが、いえいえ健康になっても鍼灸院を卒業しない、つかず離れずの状態で鍼灸の世界に接し続ける方々もいます。

 

(このような健康状態の患者さんは、既に患者とは呼べないのかもしれません。だって、どこからどう見ても健康そのものなんですから(*^。^*))

 

上記のような患者さん?たちが、鍼灸施術に求めているのは、心身のメンテナンス、不調に至らないための予防ケアです。

 

前回はホメオスタシス(身体の恒常性を保とうとする仕組み)のことを少しだけお話しました。私たちを取り巻く外部環境と体の中の内部環境は常に揺らいでいます。

 

その様子は、マイナスの領域を指していた計器の針が、ゆらゆらとしたふり幅を持って、零のポイントを通り過ぎ、プラスの領域に踏み込み、またマイナス領域に戻っては、0を挟んで行ったり来たりするかのようです。

 

原点である零が健康を示していて、そこから離れるほど(プラスであってもマイナスであっても)不健康さの割合を高めてゆきます。しかし、この針は、0を指し続けることはできません。

 

針は決して止まることなく、0を目指して揺らぎ続けます。

 

鍼灸は、ホメオスタシスと同様に、足りない部分を補い、過剰な部分を差し引くことで、健康な状態の0ポイントから針が遠ざからないように働きかけます。

 

治療が終了し、健康になった方々でも、その後も定期的に施術を受けていると、私たちは、お身体の変化を読み取れます。

 

場合によっては、自覚症状が現れる前に、針の振れ幅を指摘し、0ポイントに寄せる施術も行えます。

 

スポーツをされる方は、パフォーマンスを上げるため試合やレース前に、身体のメンテナンスとしてはハードなトレーニング後に、鍼灸の施術を受けるケースもあります。

 

プロスポーツの世界でも、鍼灸師が選手たちのメンタル・フィジカルの両面でケアをしているのをご存じの方も多いと思います。

 

そして最後に、忘れてならない鍼灸院の利用者層は、マッサージや鍼灸が心地よいから受けにくるというリラクゼーション目的の方々です。

 

もちろんそのような鍼灸院との付き合い方も大歓迎です。現在の生活は交感神経が優位になりがち。

 

鍼灸治療で、高ぶった交感神経の働きを抑え、副交感神経を優位にすると、リラックスできるだけでなく、健康で健やかな生活が送れます。

 

お肌のコンディションも整うので美容にも効果的です。
 


渡邊先生所属の治療院はこちら
▶ドクター・リウ鍼灸院 渋谷駅前院

 

 

渡邊先生

渡邊先生

鍼灸師(ドクター・リウ鍼灸院 渋谷駅前院)


お近くの店舗へのお問い合わせ

メディアに関するお問い合わせ

この内容で送信します。よろしいですか?