お悩みガイド/鍼灸治療 肩こり 症例特集

肩こりは内臓疲れの黄色信号 だから鍼が効く

消化器系の内臓の働きが低下して反射的に肩こり

肩こりは、首や肩の筋肉の問題とは限りません。

寝不足や疲労、精神的なストレスなどによって、自律神経のバランスが乱れることで、消化器系の
内臓の働きが低下して反射的に肩こりが起こるケースもあるのです。

消化器系の働きが低下すると、胃下垂や胃もたれ、便秘などの諸症状を引き起こします。また、咬筋の筋力の低下も食物をよく咀嚼しなくなるので、
腹部に余分な重量がかかり、その負荷によって反射的に肩こりが起こるケースもあります。
特に便秘の時に肩にかかる重量は大変なものです。
仮に少量であっても一日中肩に鞄をかけているように、長時間持続的にかかる負荷なので、肩にとっては負担が大きいのです。

女性が身につける
ブラジャーもそれ自体は大した重さではないが、長時間持続的に肩を圧迫することで、肩にとっては大きな負荷となり、肩こりの原因になるのと同様なのです。

内臓体制反射と肩こり

姿勢不良も肩こりを引き起こす原因となります。

特に前屈みの姿勢で仕事をするデスクワークの人は、その姿勢によって胃腸が持続的に圧迫されるために、次第に胃腸が鬱血して、内臓体制反射として肩こりを引き起こします。
胃腸の一部の鬱血が、大きな負荷となって持続的に肩にかかり、肩こりの原因になります。

肩こりの中には、頚椎症や頚椎椎間板ヘルニア、頚椎後縦靭帯骨化症など頚椎疾患が原因で招くケースもありますし、子供から大人までスマホやパソコンによる作業があたり前となった現代では、による肩こりもあります。
長時間の前屈みの姿勢や手や腕の使い過ぎ

たかが肩こり、されど肩こり!

 ✔ 筋肉の疲労性の肩こり

 ✔ 自律神経のバランスの乱れ
による肩こり

 ✔ ストレス性
の肩こり

 ✔ ハイヒール性
の肩こり
精神的なストレスや疲労、姿勢不良、手のオーバーユースなどの原因が重なって複合的に発症するケースもあります。

また、低血圧症、高血圧症、糖尿病による肩こり、心筋梗塞など心臓疾患による肩こりもあります。

がんも首や肩のこりが生じるケースがあり、胆石症も右肩に放散痛が出現することがあります。

ハイヒールを履く機会が多い女性に好発する、
ハイヒール性の肩こりもあります。
ハイヒールを履いている時、足は常に底屈を強いられているため、アキレス腱が緊張し、それが肩こりの誘因になる場合が多いのです。

「たかが肩こり、されど肩こり!」

肩こりは、いろいろな身体の異常を知らせる信号なのです。

あなたの肩こりは「そろそろ注意しないと危ないよ!」と、
身体が告げる黄色信号なのかもしれません。

女性に多い吐き気を伴う肩こり

内臓の自律神経のバランスが崩れたことに起因する肩こりの最も特徴的な症状は、吐き気です。
消化しきれない食物を大量に抱えた胃腸を重く感じるため、吐いて軽くしたいのです。

特に肩井(けんせい)を押圧すると、吐き気をもよおすケースが多く、患者は肩井に触れられるのを極度に嫌がる傾向があります。
また、咬筋の筋力が衰え、咀嚼が不十分な結果、肩こりが発症した患者は、顎に近い頬車(きょうしゃ)の周囲がこっています。

「コリ」が見えるくらいに正確に病態を把握

ひどい肩こりに悩まされている患者は、上腕三頭筋の両側に痛点があり、ここをつかむと激痛が走ります。

常に前屈みの姿勢で仕事をするデスクワークの人は、特にこの傾向が強く、肘に付着している部位のツボにも痛点があります。
胸椎に沿ったライン上にも痛みが出現するケースも多いです。

単に肩こりというだけでなく、丁寧な問診によって患者の自覚症状を確認し、原因を突き止めてから治療に取りかかるべきです。
「こり」は肉眼では見えませんが、こりが見えるくらいに正確に病態を把握する必要があります。
がんが肩こりの原因になるケースもあるので、肩こり=筋肉のこりと安易に決めつけてはいけません。

特に首や肩のリンパ腺の周囲が腫れている場合は、精密検査を進める必要があります。胆石症の疑いの場合も同様です。

■治療について

 ○筋肉の疲労性の肩こり
  頚部と上腕三頭筋の経穴

 ○ 自律神経のバランスの乱れによる肩こり
  頚部や顔面部、背部の経穴

 ○ ストレス性の肩こり
  胃経や大腸経の経穴 

 ○ ハイヒール性の肩こり
  アキレス腱と肩井の経穴
姿勢不良や腕の使い過ぎによる筋疲労性の肩こり、ハイヒール性の肩こりに対しては、鍼による刺激で十分に対処でき、マッサージによる治療も効果的です。

こりや痛みが出現している部位の他に、胃腸の鬱血を促すための胃経や大腸経の経穴、アキレス腱と下腿部の経穴へアプローチしていきます。

また、手技によって頚部や肩部へ、腰部や骨盤部の経穴を刺激することでも骨盤内にある臓器の機能が高まり、内臓の自律神経に起因する肩こりにも効果的となります。

ただし、吐き気を伴う場合は、内臓性の肩こりの他に、くも膜下出血の前兆であるかんがなければいけません。したがって、あまり強く揉みすぎないように気をつける必要があります。
くも膜下出血の発生を促す結果になりかねないからです。
しかも、肩こりの治療においては、鍼やマッサージで刺激する経穴は決して一律ではありません。

がん、くも膜下出血、心臓病など、生命の危険をもたらす疾患は除外して、鍼やマッサージの<対象となる肩こりに絞っても、肩こりの原因によって異なってきます。

つまり、内臓の自律神経のバランスが崩れた結果の肩こりか、胃腸の鬱血が原因の肩こりか、ハイヒール性の肩こりか、姿勢不良、手のオーバーユースなどが原因の肩こりかによって、選ぶべき経穴はまったく違います。

原因は同じでも、症状は患者によって異なり、ひどいこりが生じる部位も異なるのです。
肩こりの治療では、標準的な経穴の指定はできないのです。
ただし、内臓の自律神経のバランスの崩れ、胃腸の鬱血などが原因の肩こりは、それぞれの内臓につながった経絡上の経穴を選択します。
当院では、「こり」や「痛み」が出現している部位の他に、肩こりの
根本原因にあわせた鍼治療を行っています。

●ONE POINT ADVICE●
「柱の角でちょっとブラブラ」(3~7分間)

長時間、座りっぱなしだと身体が「く」の字になったままですから、絶えず胃腸が圧迫され、負担がかかってしまいます。

背中の肩甲骨と肩甲骨の間には、
胃の働きに関係する膈兪(かくゆ)というツボがあり、そこを刺激すると胃腸の負担も解消されます。

柱の角などに背中を当てたまま、腰を少し前に出すようにブラブラ振ります。
こうして背筋を伸ばし、背中にあるツボを刺激することにより、圧迫されてうっ血したような状態になっている内臓を反射的に伸ばし、血液の循環を良くできるのです。

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