臨床勉強会実績報告 劉勇先生の臨床勉強会(鍼灸基礎疾患講座) 第2回

2012.7.22セミナー実施レポート

テーマ:劉勇先生の臨床勉強会(鍼灸基礎疾患講座) 第2回

3回で治す五十肩・頚椎症「上がらなくて痛い、を治す。しびれ・放散痛をくいとめる」

日 時:2012年07月22日(日)13:00~16:00

場 所:Dr. Liu Method HARI-UP 東京本院(品川)

‘五十肩の原因は、頸・腕神経叢やその周囲の血流にある。そこの流れが滞っているために五十肩になる。そのため完骨や風池、首の下など頸・腕神経叢に関連の深い体表部分をほぐすことが重要である。’

鍼灸基礎疾患講座の第2回目、本日の臨床勉強会は『五十肩』『頸椎症』の2症例でをテーマに開催されました。そのツボを選ぶ理由、鍼のアプローチと合わせて行う手技や整体の理由など、劉勇先生の立案メカニズムを一つずつ解いていきました。

診断のポイントをおさえ原因を見極めることの重要性は五十肩治療で治せるか、治せないか、の分かれ道になると言えます。痛みの出る時間帯、内臓系に起因している場合の治療の立案、内臓系を理解すれば、あとは運動器系の外傷、老化、など原因の選択肢は見えてきます。

肘周りの循環の改善、そして‘痛み’の鎮痛効果ドーパミンの調整である翳風へのアプローチ、肘関節・肩鎖関節の整体で治療を組み立てていきます。なぜ肘を診るのか?頚腕神経叢はどこを通っているのか?治療立案のキーポイントを考えながらレクチャーは進みます。

後半の症例、頸椎症はパソコンを使ったデスクワークやスマホを長時間使用するようになった昨今、非常に多い疾患となりました。迷走神経の支配を理解することが臨床の中で大きな役割を果たします。また「星状神経節へアプローチできるようになると単に頸椎症の治療だけでなく、うつの症状にも効果的」という臨床でのメリットもあります。
一つの症状から連想的にイマジネーションを働かせ、筋肉、神経、リンパ、その知識のなかから治療を立案していく重要性が繰り返し教授されました

様々な症例でポイントとなる翳風は、五十肩の痛みをおさえるポイントになります。上大椎は、劉勇先生が命名した頸椎症治療の特効穴でもあります。

実習では、刺鍼のテクニックや、整体の指導など、劉勇先生が患者役になり、ひとりひとりの弱点を修正していく指導がおこなわれました。
一通りの流れを終えた後も、受講生の会話の中から、「本日の鍼の課題は‘上大椎・瘂門・胆のう点’だな」だとか、実習では「夢中になりすぎだよ(笑)」など、和やかな雰囲気の中、大変集中しツボの位置や鍼の感覚をつかんだ様子が伺えました。

まずはポイントをおさえること。そのポイントを土台として、あらゆる知識をフル活用し、立案すること。五十肩は、この勉強会での成果がとくにすぐに出る症例です。



■サイト運営
 コリトレール株式会社 
 劉臨床塾 運営委員会

無料見学・お問合せ TEL:03-6435-6649 お気軽にご相談ください。
勉強会レポート・詳細は、劉臨床塾【検索】