症状:五十肩
五十肩の現病歴
2ヶ月ほど前から右肩が上がりにくくなった。家事をするときに高いところのものを取るのが痛くてできない。病院に行き、レントゲンを撮ってもらったが特に関節や骨の問題はなく、おそらく五十肩であると診断を受けた。
痛みが強くよる寝返りを打つときに痛みで目が覚めてしまうことがよくある。
家事で痛みが出ることと痛みで夜起きてしまうことが特に辛いため、なんとかしたいとハリアップに問い合わせ。来院に至った。
鑑別診断
炎症所見は特に見られない。肩関節屈曲約120°外転約120°結髪動作は痛みがありできない。屈曲時と外転時の痛みは肩関節前面で上腕二頭筋あたりが突っ張る痛みが出現する。ヤーガソンテストは陰性。
屈曲、外転運動時の抵抗運動で痛みがより出てくる。
増悪因子は動かすことで、温めると多少痛みは楽になる。
以上から五十肩と診断。筋緊張過多によるものと判断した。
五十肩への鍼灸治療
Dr.Liu methodでは五十肩の症状に対して肘周りを緩めることで効果が期待できるため、肘周りにもアプローチ。首肩の緊張緩和のために天柱、風池、完骨に刺激。上大椎、肩貞に単刺。肩前部に刺激、緊張が強い部分に置鍼し緊張緩和の治療を行なった。
肩関節の動きを確認したところ可動域が改善していたため、仰臥位に体位変換。
肘周りの緊張緩和の治療を行なった。肘周りは手三里、曲池の緊張を緩める治療。
結髪動作も取れるようになった様子。屈曲動作、外転動作も楽に動かせるようになった。
180°まではまだ動かせないためそこまでを目標に治療を提案。
五十肩の生活指導
肩を動かして筋肉を緩めるため、ペットボトルを使った肩回し運動と肘周りのマッサージをセルフケアとして行っていただくよう伝えた。
普段の生活により緊張が増強するため、1週間に一回の治療を提案した。


