MENU

疲れ目対策で、夕方でもPC作業の効率UP!

2019/05/31

オフィス病といえば眼精疲労。
PCを使用するならば避けて通れない症状とも言えますね。
皆さんの職場でも、朝は元気にタイピング出来ていても、夕方になってくると目が疲れてきたのかパソコンの画面がぼやけ、作業効率が落ちてくる・・。
気付けば未処理の書類を抱えて残業、なんて従業員が多いのではないでしょうか??
PCで行う作業はルーティンワークが多いと思います。なるべくなら効率よく終わらせたいですね。

そこで、朝・昼・晩と、1日の中で時間ごとに効果的な疲れ目対策をお教えします。

午前中)遠くを見る事で目の筋肉を疲れさせない!
午前中におすすめしたい対策は「遠くを眺める」です。
なぜかというと眼精疲労のほとんどは、水晶体(目のレンズ)の厚さを調節する「毛様体筋」が凝り固まることで起こります。
この毛様体筋という目の筋肉は、近くを見る時は縮こまって水晶体を膨らませます。
つまり、PC作業中はいつも毛様体筋が縮こまっている状態なのです。

逆に遠くを見る時は、毛様体筋は緩みます。リラックスした状態になるため、毛様体筋を休ませることが出来るのです。
午前中の疲れ目対策は、「20~30分に1回はなるべく遠くを眺めること」です。
窓がある職場ならば、なるべく遠くの景色をじっと見つめてください。
窓がない職場や、机が窓から遠い場合は、部屋の端のポスターなどに視点を置いてみてください。
こまめにPCモニターから遠くへ視点をずらす習慣をつけましょう。
また、視線が少し下になるようにPCモニターの位置を変えると、目がリラックスします。
視線が下を向くとまばたきの回数も増えるため、ドライアイ予防にもなります。
モニターの位置は「視線より少し下」がオススメです!

午後) 目を閉じて情報をシャットアウト! ツボ押しでもうひと頑張り!
午後になってきたら、徐々に溜まってきた目の疲れをツボ押しで回復させましょう。
まずは軽く下を向いて目を閉じます。
押すツボは、太陽(たいよう)、 四白(しはく)、 攅竹(さんちく)です。

・太陽(たいよう) 目尻の脇(外側)の、少し骨がくぼんだ所。側頭部の血行改善に。
・四白(しはく) 瞳の真下で、目の周りの骨のくぼみの少し下。たるみやクマにも効果あり!
・攅竹(さんちく) 眉頭にあるくぼみ。額や眉間のしわ予防にも。

これらを、瞼を閉じて人差し指で3秒かけてゆっくり押し、また3秒かけてゆっくり力を抜きます。
3つのツボを押し終わったらゆっくり目を開けて顔を上げます。
ツボと呼ばれる場所は、神経や太い血管の通り道であることが多いです。
そこを刺激すれば血流がUPして、目の疲れを押し流してくれますよ。
20秒でできるリフレッシュ方法、ぜひ取り入れてみてください。

帰宅後) ホットパックで目にご褒美
夜は、明日のために目の疲れをリセットしましょう。
入浴時に、湯船で濡らしたハンドタオルを絞って目の上へ。
即席のホットパックで目や瞼など、周辺の筋肉を労わりましょう。
目は毛様体筋をはじめ、多くの筋肉に取り囲まれています。

また、目の周囲の瞼や眉毛、おでこ、こめかみの筋肉もそれぞれ「見る」動作に関わってきます。
目とその周辺の筋肉を温めると血行改善を促し、眼精疲労からくる頭痛を改善できます。
湯船に浸からないという方は、市販でも目のホットパックが販売されていますので、それを活用してみてください。

目の疲れを侮ると、やがて体全体に悪影響??

目が疲れると視界がぼやけ、画面が見にくくなります。
そこから姿勢の崩れが起こり、姿勢が崩れると肩こり、背中のコリ、腰痛が発生しやすくなるのです。
眼精疲労は視神経と共に、眼を動かす筋肉も疲れている状態です。
その周りのまぶた、おでこを通じて頭全体もこわばります。それが頭痛を招く原因となるのです。
眼精疲労対策を周知することで作業効率UP! 従業員の健康UP! を目指しませんか?
このブログの対策方法、ぜひ社内で周知してくださいね。

一覧を見る
鍼治療を初めてお受けになる方に どんな治療をするのか、
不安やお悩みにお答えしています。お近くの店舗にご相談ください。