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顔面神経麻痺に対する鍼治療の有効性

2019/10/19

顔面神経麻痺になる原因は、ウィルスが影響するベル麻痺とラムゼイ・ハント症候群、頭部の腫瘍、交通事故などの外傷によるものなど様々あります。
症状としては「笑う時に顔が引きつる」「目が閉じられない」「うがいをする時に水がこぼれる」など、表情をつくる筋肉の神経が傷つくことで生じる『顔の動き』に関する問題が主で、味覚の変化や難聴、耳の近くの痛みなどの症状を伴うこともあります。
通常、顔面神経麻痺は放置していても数か月で改善することが多いのですが、回復が遅い場合も少なくありません。回復が遅くなるとお顔の動かしにくさに加え、口を動かすときに目の動きが影響を受けたりする『共同運動』などの後遺症が残ることもあります。
顔面神経麻痺になったら、まず耳鼻科や脳神経外科を受診し、早期にステロイドや抗ウィルス薬などを投与することが、その後の回復速度に大きく影響します。そのため、顔の動きが「何か変だな」と感じたら出来るだけ早く病院へ向かいましょう。

ちなみに皆さんは顔面神経麻痺に対する鍼の有効性をご存知ですか?

現時点では顔面神経麻痺における鍼治療に科学的根拠があるとは認められていませんが、様々な論文や、多くの患者さんを診てきた経験上からも、鍼は顔面神経麻痺に対して有効であろうと感じています。実際、顔面神経麻痺の患者さんに対して鍼治療をすると「表情が豊かになった」というお言葉を頂くことは多々ありますし、病院で「完全麻痺」と診断された患者さんたちに鍼治療を行うことによって、全く動かなかった顔の筋肉が通常通り動くようになった経験もあります。

これは鍼をすることによって顔面神経やその周辺組織の血流を改善させることが麻痺の回復に大きく影響した為であると考えられます。加えて、麻痺で動かなくなった筋肉が硬くなることでより動きが制限される、いわば二次被害的な状態に関しても、鍼の特徴である筋緊張を緩める作用によって、顔の動きを回復させることが出来たのではないかと考えています。
つまり顔面神経麻痺は「血流の改善」「筋肉の緊張の緩和」という鍼の持ち味を最大限活用させることが出来る疾患です。

私たちコリトレールグループ治療院は、劉総院長がビートたけしさんの顔面神経麻痺の治療に携わっていたということもあり、たくさんの顔面神経麻痺の患者さんからお問い合わせを頂き、治療しております。
先日も病院で「一生このままかもしれない」と言われた、一人の脳挫傷の後遺症による顔面神経麻痺の患者さんの治療で衝撃的な結果を出し、鍼灸のすごさを再認識させてくれました。
(詳細はhttps://www.liu-method.com/blog/1300/をご覧ください)

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