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退院後すぐに来院された顔面神経麻痺症例

2020/10/08

8月下旬に舌がしびれる感覚があるなと思った翌日に、普段は感じない耳の痛みを感じたため耳鼻科を受診したところ、顔面神経麻痺またはヘルペスの疑いがあると診断された患者さん。

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【来院患者】40代女性・専業主婦
【症状】顔面神経麻痺(ベル麻痺)
    右目が閉じにくい
    口をすぼめる動き、口を膨らませる動きがしづらい
【発症時期】2020年8月
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以前、帯状疱疹になったことがあり、今年の初めころは寒冷蕁麻疹が出ていて寒くなると症状が悪化すると聞いたので、体を冷やさないように気を付けていた患者さん。
8月下旬に舌がしびれる感覚があるなと思った翌日に、普段は感じない耳の痛みを感じたため耳鼻科を受診したところ、顔面神経麻痺、またはヘルペスの疑いがあると診断され、耳鼻科を受診した翌日に総合病院を受診し顔面神経麻痺(ベル麻痺)と診断。
医師の勧めでその日からステロイド投薬治療のため入院となったそう。
退院後、2週間先の診察まで時間が空くことと、瞬きがしづらく、口に空気が入らない状態で顔を見れば口角が引っ張られていて動かしづらく、このまま何もしない状態では悪化するのではないかと不安だったため、次の診察までにできる治療はないかとインターネットで探し、治療実績を見て相談のためドクター・リウ鍼灸院 西新橋院に電話されました。

「鍼治療は良いと聞くのですが、どのような治療をされますか」
「私の顔面神経麻痺、治りますか」

相談のための電話だったそうですが、発症までの経緯やこれまでの症例の共有
退院後すぐに鍼治療を開始することで期待できることを共有し、問合せされた当日の午後に来院されました。

麻痺は片側性で、顔の右側に麻痺があり、ゆっくりであれば右目を閉じることができるが、瞬きの動作が遅い。
また、口をすぼめる動作、口を膨らませる動作がしづらく、口角の位置、左右のバランスを気にされている。
瞼の動きが良くないので読書や料理のあとは疲れやすく、右顔面部全体の動きが鈍くなるそう。
麻痺はあるが痙攣がないこと。また、耳鳴りや聴覚異常がなく今回は帯状疱疹が発症していないことから、末梢性麻痺(ベル麻痺)と判断。

鍼治療が初めてということもあり、患部の顔面部だけでなく体全体が緊張しないよう、最初は仰臥位で頚部・肩部に顔面部と自律神経の根幹部である腹部をマッサージし、局所から体全体の血流を促していく治療を。
帯状疱疹の既往歴もあることから、マッサージの後に末梢神経の毒素を表面から除去する目的で、右顔面部3か所にお灸をします。
お灸の後に顔面神経麻痺根幹部のツボに刺鍼し、刺鍼後は再度、顔面部のマッサージと口元の抵抗運動をすると、「顔がほわほわして、こわばりがない」と施術中から変化を実感。
治療中もリラックスした状態でいれるよう置鍼はせず、神経伝達をより良くするため単刺で刺激。

治療後は日に日に改善し、3回目の鍼治療後は患者さん本人も「動きも良いし、ほとんどわからない」と効果を実感され、寒くなる時期に再発しないようにと、2週に一度の頻度で来院されています。

「ドクター・リウ鍼灸院に電話しなかったら、鍼治療を受けることもなく次の診察を待っていたと思う。顔面神経麻痺になっても早く治療すればこんなふうに改善することを伝えてあげたい。」と表情豊かに話してくださいました。

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