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寝違えと内臓の関係について

2019/02/28

みなさん今までに一度は、寝違えを経験したことがあるかと思います。朝起きると首が回らなくなっていたという話はよく耳にしますね。
「寝違え」は通常3日前後で自然に良くなると言われていますが、ひどい場合は1週間以上痛みが続き、肩や腕などに痺れが出ることもあります。

「寝違え」は首のコリや冷え、ストレス、睡眠時の姿勢不良などが原因で起こります。
仕事や勉強などで長時間パソコンやスマートフォンを操作することにより、首の筋肉が緊張して血行不良を起こし、それが原因でコリができます。

また、職場やショッピングセンター、電車の中など、過剰な冷房によって、夏の暑い時期でも私たちの体は常に冷やされる環境にあることも原因の一つです。

そして、意外にも内臓の疲労や機能低下によっても寝違えは起こるのです。

右側の寝違えは肝臓や胆のうによって、左側は胃や膵臓の不調によって引き起こされることがあります。
これは弱った内臓を助けるために起こる反射で、筋肉で内臓を守るために姿勢を歪ませた結果、別の場所に負担がかかり痛みを引き起こします。

ストレスや過労、油の多い食事や多量の飲酒など、偏った食生活により内臓に負担がかかると寝違えの痛みを誘発するのです。

どのように予防や対処をすれば良いのでしょうか?

寝違えを起こした時は患部で炎症が起きているため、温めるのは逆効果です。
保冷剤などで冷やすようにしましょう。炎症が起きているところを温めるのは、火に油を注ぐようなものです。

自己流でマッサージやストレッチをする方もいますが、これも痛みを悪化させる危険があるため控えましょう。

寝違えを起こさないためには規則正しい生活、バランスの良い食事、適度な運動と睡眠が必要不可欠です。
デスクワークで長時間パソコンの前に座っている方や、運動不足の方、暴飲暴食を繰り返している方は、生活の見直しと鍼灸・マッサージでの治療をお勧めします。

なぜ鍼治療は寝違えに良いのでしょうか?

鍼をするとこわばった筋肉の緊張を緩め、血流を改善し、コリを消失させることができます。
また、鍼治療は内臓由来の寝違えの痛みに対しても有効です。
肝臓や胆のう、胃腸と関係の深いツボに鍼を入れ、神経を介して内臓を刺激し、機能を高めることにより鎮痛作用が期待できます。

正確な痛みの原因を知ることが治療の第一歩。
今まで間違った対処法で痛みを引き延ばし我慢していた方、正しい対処法と治療で1日でも早く辛い痛みを取り除きましょう。

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