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長時間の運転が招いた腰椎椎間板ヘルニア

2021/05/06

8年前に第5腰椎椎間板ヘルニアで右足に痺れが出現し、腰臀部の疼痛が消えずやむを得ず手術。

※椎間板の中に存在する髄核というゼラチン状の組織が、外に飛び出してしまった状態です。 これが腰の骨である腰椎の椎間板で起こったものを腰椎椎間板ヘルニアと言います。

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【来院患者】30代男性・運送業
【症状】右足の痺れ・腰部臀部の痛み
【発症時期】2021年1月
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手術後、痺れは消失し痛みもある程度消失したけれど、後屈時の痛みは2割ほど残存。
ここ3ヶ月くらいで前屈時、後屈時痛だけでなく、右太もも裏の痺れに右下肢の筋力低下、すねの重だるさが再発し、翌日に病院を受診。
病院での検査後すぐネット検索でハリアップカレッタ汐留院にたどり着き、このままでは仕事も格闘技も満足にできないと思い早く治したいと来院されました。

徒手検査、筋力テストでいずれも腰椎椎間板ヘルニアによる症状と判断できたものの、話を伺っていると外傷的なものではなく仕事柄長時間運転していることが多く、不良姿勢による血行不良、脊髄の圧迫が長く続いていたことによる影響ではないかと推測できました。

患者さんが痛みを訴えられているのは腰部ですが、治療は負荷がかかることで前傾になりがちな姿勢や頚部の天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、上大椎(かみだいつい)など、脳脊髄液の循環を良くするためのアプローチから開始。
坐骨神経へのアプローチに殷門(いんもん)、委中(いちゅう)、承筋(しょうきん)などに刺鍼。全体の気血中和のための経穴へも刺鍼を。
腰回りの血流改善と、痛みによって負荷がかかる姿勢のバランス調整をメインに鍼・マッサージ整体を行いました。

腰椎椎間板ヘルニアの場合、局所への強い刺激や腰椎真上からの圧力はかえって逆効果になるので、第5腰椎周辺の筋肉、関節をゆっくりほぐしていきます。
骨盤の前後傾をスムーズにさせるために、股関節前面も同様にほぐしていきます。
次にハリアップオリジナルの腰痛専用器具を使って、体重や不良姿勢で椎体(椎間板)にかかった圧迫を軽減し、腰背部を軽く運動後、腰の重だるさ、痺れは軽減。
腰椎椎間関節内の圧迫を開放し血行循環を良くすると同時に、必要な筋力強化もしていきます。

2回目の鍼治療は3日後。
3回目の鍼治療はその5日後に行い痛み、痺れ、筋力低下は3割程度に軽減。
その後2ヶ月は週に1回のペースで来院され、痛み、痺れ、筋力低下はほぼ消失し、楽しみにされていた格闘技にも復帰、筋トレも再開されました。
仕事で疲労が溜まったり、動けるようになった格闘技で無理をされるとたまに痛めることはありますが、再発予防として定期的に治療されているので回復が早く、痺れ症状が出ることはなくなりました。
腰椎椎間板ヘルニアの手術後は腰回り、お腹周りの筋力と柔軟性が低下するため、日常生活での姿勢や些細な動作においても気を付けてほしいことを共有しながら治療を進めていきます。

日本人の5人に1人が悩む国民病の“腰痛”

手術だけが治療ではありません。
こちらの患者さんのように腰椎椎間板ヘルニアの手術後であっても、痛みや痺れで悩む方は多くいらっしゃいます。
痛み止めや湿布で様子を見ている方、手術後も再発して辛い方、まずは試してほしい腰痛治療がハリアップにはあります。

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