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転職後に発症した顔面神経麻痺

2021/07/20

転職したばかりの慣れない職場環境
もうすぐ生まれてくる子供のこと
環境の変化に加え、知らず知らずのうちに蓄積していた心身の疲労が招いた顔面神経麻痺

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【来院患者】30代・男性/会社員
【症状】右顔面部の麻痺(ベル麻痺)
    右目瞬きができない、鼻の周り・口元と頬周りが動かない
【発症時期】2021年3月末
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来院される一週間前から急に顔を動かすことができなくなった患者さん

3ヶ月前に職場が変わって緊張続きの毎日を過ごしていたのと、もうすぐ子供が生まれるということで心身ともにストレスがかかっていたのは自覚していたが、まさか自分が顔面神経麻痺になるとは思ってもいなかったそう。
症状が出始めてすぐに病院に行って診察を受けたところ、顔面神経麻痺(ベル麻痺)と診断され、ステロイド剤をもらい一週間服用するも変化が感じられず。
最初に受けた鍼治療では、顔面部に強い刺激は入れるものの顔の動きに変化はなく、また強い刺激を入れて大丈夫なのかと不安があったので別の鍼灸院で鍼治療を受けてみようと、インターネットで顔面神経麻痺 鍼灸と検索し、顔面神経麻痺の治療実績の多いドクター・リウ鍼灸院 西新橋院を見つけて来院されました。

最初の鍼治療は、麻痺の状態を確認後、表情筋の血流改善を目的とし口元から頬にかけてと目の周りを入念に指圧マッサージ。
鍼を打つツボにしっかりとあて、本来なら動くはずの筋肉の反応を同時に確認していきます。
顔面神経の根幹である翳風(えいふう)、神経の走行上に位置する顴髎(けんりょう)に刺鍼し、発症後一週間の顔面神経麻痺なので刺鍼後は末梢神経の回復を目的として局所へのお灸を。
その後、体勢を変えて頚部から肩、背中にかけて筋緊張緩和を目的にマッサージと鍼治療を行い、再度、眼輪筋や口輪筋に位置するツボに刺激をし終了。

私たちドクター・リウ・メソッドの鍼治療は、少数の鍼でツボを的確に刺激し、ツボを介して筋肉・神経・内臓(経絡)に働きかけます。
電気的な刺激は使用しませんが、肩こりや眼精疲労と違って顔面神経麻痺は末梢神経の麻痺なので、表情筋を動かす神経に信号を送るようにツボ一点一点への刺激はやや強めにする必要があるのです。
最初の鍼治療で強い刺激に抵抗があったようですが、顔面神経麻痺治療における必要性を納得され変化に期待を抱いて受けられていました。

3回目の治療から少しづつ動き始め、4回目の治療では右側の表情筋が全体的に動くようになっているのを実感されました。

少しずつであっても変化を実感できたこと、鏡を見たときに顔に力が入るようになっていることを患者さん自身、自分の目で見て確認できたことで少し安心され、可能な範囲で運動を始めたり食事も気をつけたりと体を労わり、来院のたびに顔色が明るくなって活気がみられるように変化されたのが印象的でした。

6回目の治療では違和感なく動かせるようになるまで改善し、治療の間隔を少し開けても大丈夫なくらいに変化。

子供が生まれるのでそれまでに表情を取り戻したい

仕事はテレワークでまだ直接顔を合わせたことはないが、出社することになるまでに少しでも顔の動きを良くしたい
早く改善するならできる限りのことをする!と考えていたそうで、顔の動きの変化とともに声や表情の明るさにも治療回数を重ねるごとに変化がみられ、「顔面神経麻痺って、治るんだ」と安心されていました。

変化が見られないうちは不安になるものですが、治療計画にそった来院。
そして、鍼治療に取り組む気持ちとセルフケアとして指導したマッサージや表情筋の運動を患者さん自身が積極的に取り組まれました。
その結果、神経の賦活化につながり早期改善した症例です。

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