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出産1ヶ月後に発症した顔面神経麻痺

2021/12/20

出産1ヶ月後に発症した顔面神経麻痺

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【来院患者】20代・女性/主婦
【症状】右顔面部の麻痺(ベル麻痺)
    口元と頬周りの動きが悪い
【発症時期】2021年8月
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朝起きたときに急に顔の動きが悪いと感じて病院に行ったところ、顔面神経麻痺(ベル麻痺)と診断され、処方されたステロイド剤を4日間内服するも症状が変わらず。
耳鼻科から総合病院に変え受診すると、重度と判断されそのまま8日間入院となったそう。入院中にこのまま良くなっていくのかと不安になっていたところ、医師に「入院中にどこまで良くなるかは分からないと」言われ、入院中に退院後すぐに治療できるところはないかと探し、退院された翌日、ドクター・リウ鍼灸院 西新橋院に来院されました。
不安と焦りで、入院中に予約したと話してくださいました。

体の疲労感、育児ストレスを感じていたわけでもなく、朝起きたら突然感じた顔の違和感。麻痺。

左右差はあるものの閉眼や額のしわ寄せの動作はできているが、目の渇きや瞼の重だるさは自覚がある状態。
口元の麻痺が顕著だったようで、頬の動きも悪く口をすぼめる動作や笑うときに口角が上がらない。

鍼治療が初めてということで不安もあったようですが、子供の面倒を見るから大丈夫よと言ってくれた家族の協力もあって治療に来れたと話され、早く治そうという気持ちが伝わってきました。

ドクター・リウ・メソッドの顔面神経麻痺治療は、表情筋の動き、触診で右顔面部の反応を確認してから、神経の賦活化を目的に顔面神経の根幹部、顔面神経走行上のツボに鍼刺激をしていきます。
問合せされる方の中には、電気治療による強い刺激ではないかと心配される方も多いのですが、少数の鍼でツボを的確に刺激し、鍼そのものの刺激でツボを介して筋肉・神経・内臓(経絡)に働きかける治療です。

退院の翌日、顔面神経麻痺発症10日で来院されていることもあり、1回目の治療後、口角の動かしやすさ、口をゆすいだり飲み物を飲んだりするときに水のこぼれが減少したことを実感されました。
2回目の治療後には、うがいや飲み物を飲むときの水のこぼれもほぼなく、ご飯も食べやすくなったと日常生活において気になることがなくなったそう。左右非対称も改善し、家族からも「麻痺側がどっちだったか分からないよ」と言われ、鍼治療と自宅でのセルフケアにしっかり取り組んでくれました。

来院されて3回の鍼治療で麻痺が改善された症例ですが、3回は末梢神経回復のため顔面神経麻痺根幹部にアプローチするため、治療間隔を空けずにできるだけ詰めて治療しています。

病院で処方された薬を飲み終わってどうすればいいか分からない方
ステロイド剤を服用しているけれど、なかなか改善が見られない方
重度と診断されて手術を検討されている方

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