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ゴルファーの腰痛とは

2019/02/28

ゴルファーの腰痛、大きくはふたつ

この記事はゴルフをしている、もしくはこれからはじめようと思っている人にぜひ読んでほしい。
昨今、日本でのゴルフ人気は少しずつ衰えてきているものの、年に一回でもプレーしている人口は550万人、と言われています。
プレーする年齢層が幅広く、大自然の中を歩きながら仲間とコミュニケーションがとれ、適度に心拍数が上がり、いいストレス解消に。ときにはビジネス的な話をする場にも効果的なのがゴルフの魅力。
さてそんな中、今も昔もゴルファーの悩みの種はやはり「腰痛」なのではないでしょうか。

一般的なデスクワーク等での腰痛とは違い、
・単一の動きを繰り返すことによって腰椎に負担をかける、いわゆるオーバーユース(使いすぎ)のような腰痛
・長いコースを約2万歩かけてラウンドすることによって下半身が疲労し、歩行時に地面から伝わる反発力がそのまま腰にかかって起こる腰痛
大きくこのふたつに分かれます。
前者の腰痛は、普段の生活での姿勢や癖などがゴルフのスイングを邪魔して、正しい姿勢、つまり腰やその他の部位に負担がかからない良いスイングの姿勢が気づかないうちにとれなくなっているため、そのままスイングを繰り返していると同じ部位に負担がかかり発症してしまうケース。

後者の腰痛は、読んで字のごとく歩き疲れによる腰痛。こちらも、細かく言えば普段からの歩行姿勢や、筋肉のアンバランスによって自身の足に負担がかかりやすくなって引き起こされます。
本来であれば歩行時、地面からの反発は足の裏、ふくらはぎ、ふともも、臀部がそれぞれ柔軟に衝撃を吸収していますが、歩き疲れれば必ずこれらの箇所は硬くなり、結果的に地面からの反発力が腰へダイレクトにかかりやすい状態になって、腰痛が発生します。

肩甲骨と股関節を効率的に緩め鍛える、おすすめは「ほふく前進体操」

女子プロゴルファーにトレーナーとして帯同した経験がある私が感じたのは、プロゴルファーは意外にも後者の腰痛が多いということ。トレーナー活動時は足の裏、ふくらはぎ、太もも、臀部を入念にほぐし、ストレッチしていくことでその問題を解決してきましたが、プロもアマもそこは同じ。
しかし、不良姿勢によって正しいスイングが出来ず、知らず知らずのうちに腰に負担をかけて腰痛を発症するのはアマチュアゴルファーが圧倒的多数を占めます。
そうした方の特徴として、肩甲骨と股関節が硬いことが挙げられます。

セルフケアとしておすすめするのが、ほふく前進体操。驚かれる方が多いかもしれませんが、肩甲骨、股関節両方に刺激を入れることができ、効率的に緩め、鍛えることができるのです。
健康とパフォーマンス、どちらも両立させられるプレーヤーを目指してください。

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