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ストレスがお腹にくるあなたへ

2019/02/27

あがり症の方なら一度は体験すること

例えばもうすぐ始まる大事なプレゼンの前。
企業面接を受けに行く日の朝。
人によっては憧れのアーティストのライブの直前……

強い緊張や恐怖を強いられたとき、お腹が痛くなってしまったことはありませんか?
痛くなるだけでなく、実際に便秘や下痢として症状が現れたことはないでしょうか。

その場限りであれば問題ないのですが、緊張するそのたびに症状が出る方は『過敏性腸症候群』かもしれません。
中には症状が習慣化してしまい、通勤時など何気ない場面であっても催してしまう方や、常にお腹が張ってしまう方がいます。

この疾患の大きな特徴は、お腹そのものには何も問題がないこと。検査をしても胃や腸には異常(潰瘍・炎症など)がみられないため、ストレスや生活習慣が主な原因とされています。

したがって、血便や真っ黒な軟便が出ている方は全く別の疾患なので、すぐに病院で検査を受けましょう。胃や腸に異常があるかもしれません

血便や黒い軟便は出ていないけれど下痢や便秘はしがちだという方にケアしてほしいポイントは3つ。

まずひとつは、お悩みのタネである「お腹」そのもの。
次にお腹の影響を受けやすい「腰」。
そして最後に「首元」です。
治療の目的と、自分でできる簡単なケア方法を交えて説明していきます。

① お腹

下痢・便秘を引き起こしている腸の働きを整えるために施術します。
脂肪の下にある腹筋の硬い層を押すような気持ちで、おへその周りを中心に揉みほぐしてあげましょう。
指先が硬い層に触れたら、そのまま5秒ほど押し続けるのがコツです。
親指よりも、人差し指~小指の4本をピッと揃えて伸ばした指先で押したほうが、力を入れやすいのでお試しあれ。

② 腰

骨盤周りの筋肉を緩めてあげることで、腸の動きをジャマしている余計な壁をとっていきます。
まずは腰に手をかけ、いわゆる「仁王立ち」の姿勢になりましょう。
このとき親指は腰側、それ以外の指がお腹側にくるようにしてください。
正しく手を当てたら、親指で骨盤の上縁を押していきましょう。
腰の外側から真ん中のほうへ向かって、こちらもお腹と同様一か所5秒じっくり押します。
座ったままよりも立って腰を伸ばしたほうが、筋肉が柔らかくなるため押しやすくなります。

③ 首元

腸を含め、内臓の調子を管理している副交感神経は、頭蓋骨の中におさまる中脳や延髄といった場所にリーダーがいます。
そのリーダー達にとって唯一の栄養補給路となるのが首の血管です。
そのため首を健康にしてあげると、自律神経の安定を促すことができます。

うなじのあたりに触れて頭蓋骨と首の境目を確かめましょう。
次に、頭蓋骨の下縁を、一か所5秒間かけて押しやすい指で押してください。
境目を背骨の横から耳の後ろのほうまで押していってください。

いかがでしょうか?

この3ポイントが柔らかくなるとお腹の調子が大きく改善されます。
単純に首や腰のコリにも効果があるマッサージ方法なので、普段のお疲れケアにもお試しください。

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