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気血ってなに?

2019/02/28

皆さんは、東洋医学とはどんなものだと考えていますか?

怪しいもの、オカルト的なものといったイメージを持っている方もまだまだいらっしゃるかと思います。
ですが、東洋医学とはひとつの学問であり、ちゃんと筋道の通った理論があります!
簡単にではありますが、東洋医学の理論を紹介させていただきます。
 
東洋医学において、人体は気(き)・血(けつ)・津液(しんえき)・精(せい)の4つの要素で構成されています。

この4つの要素が少なくなったり、滞ったりする(東洋医学では少なくなる、足りなくなることを虚(きょ)、増えすぎる、滞ることを実(じつ)といいます)とバランスが崩れ、病気になります。
今回はこの4つのうちの気、血に焦点を当ててお話しします。

まず「気」についてですが、言葉自体は皆さんも耳にしたことがあるかと思います。
でもこの「気」って何なの? というところですよね。

「気」には下記のような6つの作用があります。

① 推動(すいどう)⇒血液や身体の水分などを動かす
② 温煦(おんく)⇒身体を温め、体温を維持する
③ 固摂(こせつ)⇒体液(汗や尿など)の漏れを防ぐ。血液が血管から流れ出ないようにする。
④ 防御(ぼうぎょ)⇒かぜの邪気(風邪(ふうじゃ))などから身体を守るバリヤーみたいなもの。免疫機能。
⑤ 気化(きか)⇒飲食物を気や血に変化させる、汗や尿などの排泄物を生成するなど。
⑥ 栄養(えいよう)⇒各臓腑や器官を栄養する。

この「気」が足りなくなることを気虚(ききょ)と言われます。

逆に気の流れが滞ると気滞(きたい)と言われます。

気虚になると、一般的にも認識される「元気がない」状態になります。疲れやすい、息切れ、汗をかきやすい、風邪をひきやすいなどの症状が現れます。

逆に気滞になると、張った感じの痛みや腹部の膨満感、精神面に影響すると抑鬱感、いらいらしやすいなどの症状が現れます。

次に、「血(けつ)」には「滋養(じよう)」という作用があります。

この言葉も聞いたことがあるかとは思いますが、身体の器官、臓器など全身に栄養を与えることをいいます。

血が少なくなることを血虚(けっきょ)と呼び、
血虚によって頭部の栄養が足りなくなるとめまいが起きたり、筋肉であれば足がつったり、眼ならばかすみ目などの症状が起こります。

血が足りていても、流れが悪くなり停滞すると瘀血(おけつ)となります。
瘀血症状の特徴は痛みを伴うことです。捻挫などで内出血ができると痛いですよね? これが瘀血です。

瘀血の痛みで代表的なものは、女性の月経痛です。月経前から月経開始の1,2日目に痛みが強くて、血塊が出ると痛みがすっと引くタイプの方は瘀血になりやすいタイプだと考えられます。他にも瘀血によってシミや色素沈着などもできてしまうので美容にも関係してきますね。

いかがでしょうか? このように東洋医学には理論があります。

そして、鍼灸治療では上記のような方のツボに鍼を刺したり、お灸をすえることにより、気血を補い、滞りを無くし、めぐりを良くすることができます。

多くの方が経験する肩こり・腰痛なども、気・血の量に原因があり、患部の治療だけでは症状が緩和しない方もよく見られます。

気血と言葉でいうとすぐ改善できそうですが、本当に改善するにはケアを続けることが大事です。

気血を整えて健康な体を手に入れませんか?

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