腱鞘炎

利き手の母指や中指に多い腱鞘炎

腱鞘は手や手指を動かす腱を囲む袋状の膜で、この腱鞘に炎症が起こって、手に運動時痛やしびれが生じた疾患です。

細菌が腱鞘内に入っておこる化膿性腱鞘炎、関節リウマチによる腱鞘炎もありますが、大半は外傷や内出血から発展した外傷性腱鞘炎と、手のオーバーユースによって酷使された部位が炎症を引き起こした腱鞘炎です。

腱鞘炎になると、痛みによって手首の運動制限が起こります。

手首を動かすと痛く、特に掌屈、背屈をすると、痛みがひどくなります。

また、腱鞘炎の方はタオルを絞れず、茶碗を持つことができなくなります。

成人の場合は、右手の母指や中指に発症しやすく、性別では男性より女性が多いです。

頚肩腕症候群によって、血液の循環が悪くなり、腱鞘炎が起こるケースもあります。

長期化、慢性化すると、ガングリオンを引き起こす場合もあります。


腱鞘炎の鑑別法

手根管症候群と症状に共通点がありますが、腱鞘炎の方はタオルを絞ることが出来ないのに対して、手根管症候群の方はタオルを絞ることができるという相違点があります。

関節リウマチも腱鞘炎と症状に類似性がありますが、関節リウマチの場合は手首がこわばったようになり、ぎこちない動きになります。

また、関節リウマチの場合は、痛みを生じる部位が広いです。


■治療について

腱鞘炎を治療する際、手や手関節に対して重点をおく治療が多いようですが、あまり賢明とは言えません。

患部に集中するのではなく、まず患部から遠方の肩や肘に施術することから始めるべきです。ポイントは鎖骨の上にあるツボです。

このツボを強く押圧することは、腕神経叢において神経をブロックして、痛みを止める極めて即効性の高い効果が得られます。

合わせて、上肢の症状に効果的な肘周りのツボへも刺激をしていきます。

厚い筋肉がある部位と違って、細い腱と腱鞘を治療するため、回復が遅く、治療が長引く可能性が高いです。

鍼の治療とマッサージによる治療が有効です。

また、温灸によって局所の阿是穴を温め、血液の循環を良くするのも効果的です。

3~7壮を弱い刺激で施します。



Contents

Other

お近くの店舗への電話でのご予約・お問合せ

二子玉川ⓇHARI-UPは、法人専用治療院のため、一般の方はご利用になれません。

オンラインショップ
関連事業