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腰痛症:腰痛症/鍼灸治療レポート3

女性 40代 会社員
症状:腰痛

現病歴

1週間前に急に腰痛が出現。
腰の痛みは発生時から増悪はしていないが、おさまる気配はなく、靴下をはく、椅子から立ち上がる、トイレで衣服を上げ下げする動作等、寝返り、起き上がり動作時に痛みを強く感じる。
寝返りで痛みが生じるため熟睡できない状態が続いている。
座っているだけでも痛みがあり、このままいつまで痛みが続くのだろうと不安を抱えて来院された。

鑑別診断

体全体に緊張感があり、痛みのある患部は少し押圧しただけでビクッとして、過敏化している。
首・肩・背中のこり、骨盤が前傾傾向にあり起立筋や臀部の筋肉が緊張して背骨のS字カーブの崩れがみられる。お腹も張っている様子。
デスクワーク中心の仕事で座った姿勢を長く続けることで、上半身を支える背中から腰の筋肉に負担がかかっている状態が長く続き、仕事が忙しく休みもあまり取れていないため、疲れが蓄積したことが原因。
夜間痛はなく、下肢の痺れや筋力低下、知覚障害などの神経症状がないことなどから筋筋膜性の腰痛と判断。
このまま痛みが続き睡眠や食事が妨げられるようになると、身体にストレスを与えるようになり自律神経にも影響し、ストレス反応が新たな苦痛を生み出していると考えられる。
     

治療法

腰痛の原因筋肉に対して、腰部・臀部のツボに刺鍼し、マッサージ整体で筋緊張を緩めていく。
また、腎の働きを調えるため(腰痛は中医学では腎(元気の源と関係している))腎愈等、ストレス緩和のためのツボにも刺鍼する。

1回目の鍼治療では、横向きで寝た状態から反対向きの横向きになるのも大変だったが、治療後は動作時の痛みが軽減。
翌日の2回目、昨夜は痛みで目が醒めることがなく熟睡できたと来院された。
筋肉痛のような痛みは残っている状態のため、引き続き、痛みに関連する筋肉とストレス緩和の治療を行い、治療後は動作時の痛みが更に軽減。
       
1週間後の3回目の治療では、腰の痛みで日常生活に影響することはなくなり、全身の緊張も改善。
さらに1週間後の4回目の治療では、腰痛症状はほとんど改善。
腰痛他、日頃の肩こりやストレスもあるため、身体全体を整える治療をして今回の腰痛は完治。

長い時間、同じ姿勢を続けることで腰から上半身の筋肉にかかる負担と影響を伝え、長時間の作業をする場合も途中で立ち上がって腰部の負担軽減と腰痛になりにくい座り方をアドバイスした。

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