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耳鳴り・突発性難聴:突発性難聴/鍼灸治療レポート4

男性 50代 会社経営者
症状:左突発性難聴・低音性難聴・左耳の閉塞感
発症:2020年9月

現病歴

発症の5日前、湿度の高い部屋で引越しの荷物を整理していたら、急に左の耳に閉塞感を感じるようになり、時間が経てば落ち着くと思っていたが症状は変わらず、どんどん左耳が聞こえにくく感じるようになった。
様子を見ていたが悪化してきたため、以前同じような状況のときに顔面神経麻痺を患ったときに鍼治療で早期改善したのを思い出し、このままではまずいと感じ、ドクター・リウ鍼灸院 西新橋院をネット検索で見つけ、早く治したい一心で電話予約し来院した。

鑑別診断

左の耳に強い閉塞感があり、爪をはじいた音を左右の耳で聞かせていくと、やはり左耳の方が遠くになると聞こえづらくなる。
左翳風穴に圧痛があり、僧帽筋、胸鎖乳突筋の筋緊張が強い。
発症前の状況からストレス性の左特発性難聴と判断。

治療法

1回目の鍼治療は頚部・肩部の筋緊張緩和を目的に寛骨(かんこつ)、風池(ふうち)、上大椎(かみだいつい)に刺鍼し、緊張が消失したことを確認してから、仰向けで耳周りの循環改善と自律神経調整を目的に翳風(えいふう)、耳門(じもん)、外関(がいかん)や星状神経節・腹部に鍼刺激をし、置鍼をした。
その後、手技で耳孔の圧迫刺激と空気圧での鼓膜の刺激、耳小骨へ叩打での刺激を行った。
治療直後の変化はわかりにくい状態だったが、着替えてお会計時には閉塞感が軽減し聞こえやすさを取り戻されていた。
2回目の治療は予定が合わず9日後の来院。
前回の治療から1週間程度、耳のことを忘れて過ごされていたようだが、また1週間経過したあたりから閉塞感が出てきたとのこと。
3回目の治療に来院された際には、耳に違和感なく過ごせて仕事も集中して取り組めたと表情が活き活きされており、今回の突発性難聴の治療は終了とした。

耳は気圧の変動に弱い器官のため、湿度の高い部屋で作業していたのが発症の要因と考えられた。
異変に気付かれた早期で来院されたこともあり、血流改善と自律神経の調整の治療で異常を起こしていた神経細胞を早期に回復させることができた。

末梢神経の異常は、様子を見ようと時間が経てばそれだけ治癒までに時間がかかります。
異変を感じた時点で、また病院で診断を受けられた時点でご相談ください。

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