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変形性膝関節症:変形性膝関節症/鍼灸治療レポート3

女性 80代 自営業
症状:膝痛

既往歴

20年くらい前に病院で変形性膝関節症と診断
※変形性膝関節症:加齢や筋肉量の低下により関節のクッションになる軟骨がすり減ることで周辺の組織が炎症をおこし痛みを生じる病気。発症すると少しずつ進行し末期になると歩くことが困難になります。

現病歴

膝のこわばり、忙しいときや長時間歩いた後に膝内側の痛みが出現。正座が困難な状態のため、痛みの緩和目的にハリアップに来院。
痛みは、季節やその時々の状況により変化する。

鑑別診断

20年くらい前に病院で変形性膝関節症と診断されていて病院で定期的に診察を受けているが、膝関節にかかる負担は進行しO脚がみられる。
痛みは膝内側に出現しており、圧痛も伴う。

治療法

変形性膝関節症の多くは重症化を防ぐことができるものが多く、変形そのものは改善できなくても、運動で筋力を維持することと、体重管理などで進行を防ぐことができます。
鍼灸は負担がかかり痛みが出ている筋肉やツボにアプローチすることで痛みのストレスを軽減し、痛みがあるために動かないことで筋力低下が進む悪循環を起こさないように痛みの緩和をしていきます。

痛みの出ている場所と関連する筋肉に対して、陰谷(いんこく)、曲泉(きょくせん)等、膝周辺と大腿部の阿是穴に刺鍼。
また、痛みが原因のストレス緩和に対しては頭の経穴に、身体全体の血行促進に三陰交(さにんこう)や合谷(ごうこく)等に刺鍼。
年齢的なこともふまえ温補(身体を温めてエネルギーチャージするツボ)にも刺鍼し、膝関節の痛み・姿勢が影響して発症している肩こりや自律神経・胃腸の症状等には、来院時の状態をみて治療する場所を追加、調整している。
治療後は血行も良くなり痛みが軽減し歩くのも楽になるそうで、今以上に悪化しないように定期的に治療を継続中。
膝関節の負荷軽減のため、筋力をつけるために膝に負担がかからない運動と体重増加につながりやすい間食等は控えるようにアドバイス。

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