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頭痛:頭痛/鍼灸治療レポート5

34歳 女性 会社員(コロナ禍になって慣れないデスクワーク)
症状:後頭部から側頭部にかけての痛み、目の奥の痛み

現病歴

2年前から頭痛があり痛みが気になって病院で診察してもらったところ、偏頭痛と診断された。
以前、鍼治療を受けたら2ヶ月間痛みに悩むことなく生活できたが、また最近、頭痛(とくに後頭部の痛み)に悩むようになりハリアップ六本木ヒルズ院に来院された。
コロナ前は立ち仕事だったが、コロナになってからは慣れないデスクワークになり、体は疲れやすく、寝つきも悪い。ほぼ毎晩痛みで起きてしまうため、睡眠はあまりとれておらず、痛みの増悪寛解が自分でもよくわからない状態に。
コーヒー好きで朝昼に一杯ずつ飲み、赤ワインは好きだったけれど偏頭痛に悪いと知ってから飲まなくなった。
ズキズキ痛む日と締め付けるような痛みがある日とその日によって痛みの種類が変わるが、左側に痛みを発症することはなく、右側にのみ痛みを発症する。
今までめまい、吐き気ともに感じたことはなく、鍼治療を受けてから後頭部の痛みは消失したが、右側頭部と目の奥の痛みがあり、痛みがひどいときは鎮痛剤を飲むことで睡眠時間を確保するようにしている。

鑑別診断

仕事の環境の変化と慣れない仕事による精神的なストレスがあり、自律神経バランスが乱れており、体が全体的に緊張していることから、緊張型頭痛と偏頭痛の混合型と考えた。

治療法

自律神経バランスを整えるため腹部のアプローチから施術を開始し、手技で腹部の硬さや拍動など確認後、刺鍼し大横(だいおう)に置鍼。
後頚部から背部、下腿部の筋肉の緊張緩和させるため、瘂門(あもん)・天柱(てんちゅう)・風池(ふうち)・完骨(かんこつ)・上大椎(かみだいつい)や飛揚(ひよう)に単刺したあと、最後に頭頚部のマッサージを行った。
初回の治療後、一番気になる痛みだった後頭部痛は完全に消失し、側頭部の痛みが少し残存している状態だった。
2日後に来院された際、側頭部と目のあたりの痛み、熱感があるとのことだったため、、偏頭痛と考え治療を行った。
下肢の冷えが強く出ており、デスクワークとなって動く機会が減ったのか気血の流れが悪いと考え、まずは全身の滞りを緩和するため、前回同様の経穴に加えて膏肓(こうこう)・大椎(だいつい)・神道(しんどう)・命門(めいもん)ほか、下肢の経穴に単刺し、その後に三陰交(さんにんこう)に長めに置鍼。下腿を赤外線で温め続けながら、胸鎖乳突筋の緊張緩和のため切皮程度で単刺。
最後にもう一度、自律神経バランスの調整に腹部に置鍼を行った。
治療後に痛みを確認したところ、側頭部の痛みと目の奥の痛みと熱感は消失。

好きで飲んでいるコーヒーをなるべく飲みすぎないようにすることと、お風呂もシャワーですませるようにしてもらった。

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