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ぎっくり腰:ぎっくり腰/鍼灸治療レポート7

男性 30代 会社員
症状:ぎっくり腰

現病歴

1年前から仕事がテレワークになり、来院される1週間前から腰に違和感が生じていた。
来院する日の朝、ソファーに横になっていてソファーから起き上がる際に腰がボキッと鳴り痛みが出現。
歩くのも困難となり、靴下や靴を履くとき、前かがみになると痛みが悪化する。
奥様が以前ぎっくり腰になった際に、鍼治療を受けて治った経験があり当院、ドクター・リウ鍼灸院 渋谷駅前院に来院された。

鑑別診断

腰部の前屈不可。痛みの部位は腰の下部(腰椎4番-5番)の左右に出現。
患部の表面上に熱感はなかったが、腫脹と圧痛(左はズキズキとした痛みで右はコリ感による重だるい痛み)がみられた。
足にかけて痺れも生じていないことから、左腰部の筋筋膜性の急性腰痛(ぎっくり腰)と判断した。

治療法

1回目の鍼治療は、患部周辺の筋緊張を緩和させ、腰部にかかる負担を軽減させる。
伏臥位にて頚部、肩部、下肢にマッサージを行い筋緊張緩和させてから一度起き上がってもらい、腰部の抵抗運動を行った。
この時点で腰部前屈が行えるようになった。
その後、左上側臥位で頚部、腰部(浅めに弱刺激)、臀部と下肢に鍼施術を行い患部周辺全体の筋緊張を緩和。
最後にもう一度腰部の抵抗運動を行い、治療終了とした。
動作時痛は10→4に軽減し、腰部前屈の可動域が改善された。

2回目の治療は1回目の治療から3日後に来院され、痛みはだいぶ落ち着き10→2に軽減していた。
患部深層の炎症もないことから、左腰部の筋緊張も含めて緩和させるように鍼施術を行った。
治療後は動作時も消失し、腰部の可動域は正常に戻っていた。

今回は2回の鍼治療で痛みを取りきることができたが、テレワークの長時間座位、前傾姿勢による腰下肢の筋緊張、疲労をためないことがぎっくり腰の再発防止になることを伝え、疲労時は我慢せずに腰部のケアを行うことを提案した。
テレワークで職場にいるときよりも座りっぱなしの時間が長くなることで、知らず知らずのうちに背部や腰部の筋肉に負担がかかっています。
違和感が生じ始めたときの早期の治療が望ましいです。

生活指導

1回目の治療後は冷湿布を患部に貼り、入浴と飲酒を3日控えるようにお伝えし、就寝時は左側を上にして寝るよう指導した。

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