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五十肩:五十肩/鍼灸治療レポート8

男性 50代 会社員(デスクワーカー)
症状:両肩の痛み

現病歴

最初に左肩が痛くなり1年半前に石灰沈着性腱板炎と診断され、整形外科でリハビリを受けていた。ある程度は動かせるようになったが、最終可動域まで動かそうとすると痛みがありできないと来院。
来院する4ヶ月前には右肩が痛み出し、整形外科で五十肩と診断。その後も整形外科でリハビリをするも、やはり最終可動域まで動かすとき、洋服を着るとき、横向きで寝るとき、起き上がるときに手をつくと肩が痛み、両肩に痛みを抱えた状態で日常生活に不便を感じるようになり、早く改善させたいとドクター・リウ鍼灸院に来院した。

鑑別診断

触診上、肩回りの筋肉の硬さは強くなく、脊柱起立筋や頚部の緊張が強かった。
肩を動かそうと、ほかの筋肉で代償していると考えられる。
右肩の外転、結帯動作が著しく障害、右肩の結帯動作では、後ろに回すのが精いっぱいで、親指の位置は仙骨の高さであった。
腱板炎、インピンジメントのテストは陰性であったため、五十肩と判断。
左肩は右肩よりも可動域はあるが痛みがあり、普段の重要度から考え、まずは右肩メインで治療していくこととした。

治療法

うつ伏せで頚部や背部を緩め左右の上大椎(かみだいつい)、膏肓(こうこう)、天宗(てんそう)、肝兪(かんゆ)に単刺を行い、横向きでは痛みが現れるため各10分以内で上腕部への単刺と整体法を行った。
施術後は、代償している筋肉が緩んだことで、外転の可動域が15度ほど上がった。
1週間後の来院では肩の動きは変わらないが、頚部や背部の筋緊張が前回より改善されており、自然と肩の代償が減っていると考えられた。
前回同様の治療の流れで周りの筋肉を緩めながら整体法を行った。
さらに1週間後に来院されたときには肩の調子が良く、横向きになったときや寝起きで手をついたときの肩の痛みもかなり軽減したとのこと。
前回までの治療に追加して、結帯動作を改善させるため、広背筋、肩甲骨外縁、烏口腕筋にアプローチし、中府(ちゅうふ)や腰眼(ようがん)にも鍼刺激をした。

その後の来院では、右肩の結帯動作の親指の位置が第2腰椎の高さまで上がるようになり、肩の外転も前額面に近づくくらいに改善。
来院のペースを2週間に1度にしながら、肩周りの筋肉が固まらないよう可動域改善の治療を継続している。

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