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自律神経失調症:自律神経失調症/鍼灸治療レポート4

女性 30代 会社員(イベント関係)
症状:肩こり、手足の冷え、動悸、不眠

現病歴

来院される約2ヶ月前から慢性的な首こりと肩こりがはじまり、徐々に背中と腰も辛くなってきた。
手足の冷え、頭痛も辛く、生理前になるとイライラするようになってきた。胸が苦しくなり、動悸が起きることもしばしば。最近では不眠に。
2020年11月に出産。今年2021年3月からリモートで仕事を再開(イベント関係の仕事で打ち合わせが多い)。緊急事態宣言が発令されたため、開始中止と予定変更が続きストレスが多い。
育児での疲れもある中、寝不足気味で歯の抜ける夢を良く見るそう。六本木ヒルズの施設内案内から当院を探し出し来院。鍼の経験あり。

鑑別診断

首の歪み、肩部から背部の筋緊張がみられた。両前腕の内側に張り感があり、手のひらを按じると気持ちよいとのこと。
不眠傾向な毎日を送っていることから、自宅でも職場でも常に交感神経優位な状態で動いていることが想定でき、育児による疲労と仕事での精神的ストレスによる自律神経バランスの乱れによる症状と判断した。

治療法

伏臥位では瘂門(あもん)、天柱(てんちゅう)、上大椎(かみだいつい)、膏肓(こうこう)など、背骨の硬結部、腎兪(じんゆ)まで単刺し、上大椎に置鍼。
腰部から仙骨部、殷門(いんもん)、委中(いちゅう)、承山(しょうざん)と下腿内側を単刺し、その後マッサージを。
仰臥位ではストレスやリモートワークでの姿勢で緊張しやすい筋肉が緩むよう、腰回りのストレッチ。前腕から腋窩のマッサージ、肩甲骨のストレッチと全身の筋肉・関節を緩め血行促進を図る。
胸鎖乳突筋、心包経ラインには単刺、自律神経の反射として滞りがみられる腹部にマッサージし、巨闕(こけつ)、天枢(てんすう)、関元(かんげん)に単刺。
後頚部から頭部にかけてマッサージをし、頚部、肩関節のストレッチで終了。
施術後、首肩のこり症状が改善。ストレスからくる内臓機能の低下、セロトニン不足などが自律神経の乱れに繋がることを説明し、積極的にビフィズス菌を補給することを勧めた。

ご主人の協力があり、お子さんを預けられることもあって、治療パスポートを購入され、忙しいなかでも生理前など月に1回の治療を提案。
また、コロナ禍でリモートワークが増えたそうなので、首に負担のかからない姿勢を指導し、現在も定期的に来院されている

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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