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顔面神経麻痺:顔面神経麻痺/鍼灸治療レポート10

50代 女性 専業主婦
症状:舌のピリピリ感、口笛が吹けない、左顔面部の重だるさ(動かしづらさ)
発症:2016年に左顔面神経麻(ベル麻痺)を発症

既往歴

2016年に左顔面神経麻痺を発症
中国滞在中に発症し漢方薬を内服されていた

現病歴

数年前に発症した顔面神経麻痺(ベル麻痺)は投薬によりある程度回復したものの、最近になって再び舌のピリピリ感や口笛が吹けない、写真を撮影した際の顔左半分の動かしづらさや落ち込みが気になるようになった。また顔面神経麻痺が再発、進行してしまうのではと不安になり、ドクター・リウ鍼灸院 西新橋院に来院された。
最近はコロナ禍により、自宅にいる時間が増え家事が増えたり、ジムに行けなかったり、好きな旅行に行けなかったりなどストレスを感じる日々を過ごす中で発症。

鑑別診断

顔面神経麻痺の既往があること、投薬では完全に治っておらず、そこに更なるストレスが重なったことによる、上記症状が出現していると考えたため、顔面神経麻痺(ベル麻痺)の後遺症と判断。

治療法

左の頚部、肩部の筋緊張がかなり強かったため、まず天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、完骨(かんこつ)、上大椎(かみだいつい)に刺鍼を行い、筋緊張を緩和させた後、翳風(指圧もしっかり)、顴髎(けんりょう)、地倉(ちどう)、迎香(げいこう)、頬車(きょうしゃ)、四白(しはく)に刺鍼。
頬から口角の落ち込みが目立ったため、地倉に関しては鍼を捻転させ組織を絡めるようなアプローチをした。
鍼治療が初めてということもあり、1回目の治療では刺激量は控えめでアプローチを。そのアプローチで頬かた口元にかけての落ち込みがやや改善されたので、2回目以降は置鍼時間を5~7分とり、刺激量を少しずつ上げていった。
上記治療を週1回で1ヶ月続けたところ、3~4回目で落ち込み具合が改善され、写真を撮っても、鏡を見ても、ほぼ気にならなくなり、舌のピリピリ感も消失した。
さらに、頚部、肩部のこりも徐々に楽になっている。
セルフケアとして、これからの時期特有の冷房の風をご自宅でも直接受けないこと、翳風のマッサージ、頬を膨らませる動作の繰り返しで筋肉を使う筋トレ等を指導した。

たとえ後遺症であっても顔面神経麻痺(ベル麻痺)の治療は早めの対処が鍵となってきます。
特にコロナ禍でストレスを感じやすい今、少しでも違和感を感じたら、すぐにご相談ください。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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