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変形性膝関節症:変形性膝関節症/鍼灸治療レポート7

男性 60代 会社員
症状:変形性膝関節症
発症時期:2020年12月

既往歴

肩腱板損傷

現病歴

2020年の12月、ゴルフのプレー後に右膝の腫れぼったさと膝の内側列隙に痛みを感じて整形外科を受診。「まだ半月板や靭帯は大丈夫なので水だけ抜きましょう」と言われ、他なにも対処しないで放置していたら1ヶ月後に歩くのも辛いくらい痛みと腫れが出てきて、以前肩の痛みで鍼治療を受けた当院を思い出して、ハリアップカレッタ汐留院に来院された。
ゴルフは多いときで週に3回以上、少なくとも1回は行くが、現在膝の痛みでゴルフが全くできないので腕が鈍らないうちに膝の痛みを治したいという想いが強かった。

鑑別診断

膝の曲げ伸ばしが難しく、しゃがむ動作は何かにつかまって行わなとできない。
うつ伏せで膝を曲げると曲げ始めの時から痛みが出現して屈曲120°時点で痛みが悪化。
90°以上になると腫れぼったさや圧迫感を感じる。
慢性腰痛があり、主に右腰が辛い状態。大腿部のの筋肉が全体的に強く張っていて、特に右側の裏内側につながる筋肉とふくらはぎの張り感が顕著。
骨盤の形成から下半身の筋肉の状態、関節の動きと形状から見て、初期の変形性膝関節症と判断した。

治療法

膝の痛みは膝だけでなく、腰部から骨盤を含め下肢全体の状態を確認しながら行い、伏臥位で腰部、骨盤周りの筋肉をほぐすことから始めた。
腰周りの志室(ししつ)、環跳(かんちょう)、次髎(じりょう)、中髎(ちゅうりょう)に刺鍼し、ドクター・リウ・メソッドの膝のアプローチは膝裏をメインとするため、膝裏の委中(いちゅう)を中心として、下半身全体の治療を行った。
最初の治療後から腫れ感が軽減、膝の屈曲が90°以上痛みなく屈曲できるように改善した。
初回の鍼治療から3回は間隔をあまり開けずに行い、日常生活での痛みはなくなったものの相変わらずしゃがむ動作はできず、週に1回のペースで1ヶ月治療を継続。
その後、膝の痛み、可動域も改善し、ゴルフを再開。

ゴルフを再開してからはゴルフ後の膝の腫れ感が多少戻ってくるので、姿勢のアドバイスと並行しながら鍼治療を続け、3ヶ月が経過したときには痛みはほとんど消失した。
一度変形してしまった関節がもとに戻ることは難しいので、痛みによる刺激が極度に少なくなった今は、それ以上関節が変形することがないよう、定期的な鍼治療で良いコンディションを維持されている。

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