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肋間神経痛:肋間神経痛/鍼灸治療レポート 5

女性 30代 会社員 
症状:右の脇腹からお腹にかけての痛み

現病歴

来院される2週間前から右の脇からお腹のかけて痛みの様な痺れが現れた。
最初は少し気になる程度だったが、徐々に強さが増してきて夜寝ていても痛みで起きてしまうほどになった。睡眠の質が落ち仕事も集中できなくなってしまったので、病院に行ったところ肋間神経痛と診断された。
原因は不明で仕事などで同じ姿勢が続いたことにより、神経が圧迫されたのではないかと医師に言われたそう。
ここ最近は仕事が忙しく、パソコンに向かっている時間が増したこととテレワークになり変な姿勢で仕事をしている自覚がある。
もともと身体が凝りやすかったのでヨガに通っていたが、コロナ禍で1年くらい行けていないのも筋肉がかたまりやすくなった原因のひとつと考えられる。以前、鍼治療でこりが改善したことを思い出し、家から近い鍼灸院を探しハリアップに来院された。

鑑別診断

筋肉のこりや姿勢不良などが原因となる原発性肋間神経痛を疑う。
首肩の筋肉の硬さに加え、背中の筋緊張がとても強いため、近くを通っている肋間神経を圧迫し痺れが発症している。また左右差があり、右の肩甲骨の動きが悪いため右の背中の筋肉も可動域が狭くなっている。
これらをふまえ、背中の筋緊張を軽減させること、また上背部の左右差を無くすために肩甲骨と骨盤のバランスを均一に調整することを目的として治療をする。

治療法

背面の筋緊張が顕著なため、背面を全体的にマッサージをした後、首・肩・背中・腰の反応点に単刺し、膏肓(こうこう)に置鍼。その後、横向きで肩甲骨の可動域を広げるために小円筋、肩甲下筋などを緩める。
脇なども刺激し肩甲骨の中の血流を促進させる。痺れが出現している場所の元の神経根の近くに置鍼(胸椎7番あたり)。
姿勢不良も原因のひとつであるため、仰向けで腸腰筋など体の支柱である筋肉を緩めること、精神的ストレス緩和を目的とし腹部のマッサージを。
はじめは痛がっていたが徐々に慣れていき、すぐにリラックスされていた。
治療後は、痛みはほとんどなくなったが痺れ感は残存。最初よりは筋緊張が取れているが、まだ残っていることを伝え、間隔をあけず来院することを勧めた。
初回の鍼治療から3日後に再度来院されたときには、痛みが再発していたが前回同様に治療をし、脊椎の間の血流を促進するよう整体を併用したところ、前回の最後よりも痺れが減少した。
その後の来院が10日程度空いたが、痛みが再発することなく、生活に支障がないくらいにまで改善した。

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