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五十肩:五十肩/鍼灸治療レポート10

女性 50代 会社員(デスクワーカー)/右利き
症状:左肩の痛み

既往歴

右に乳がんが見つかり腫瘍を摘出、抗がん剤治療を受けた。
その後すぐに右五十肩を発症し、整形外科でのリハビリの末、右肩の可動域はほぼ改善した。

現病歴

来院されたときの主訴は、左肩の痛み。来院される半年ほど前から痛みが出現し、寝返りをうつことが痛く困難なため慢性的な睡眠不足を抱えている。
手足の冷えもかなりつらく、腕に痺れを感じることもある。左肩の痛みと関節の可動域もあまり動かず、可動域を広げたいと思って、ドクター・リウ鍼灸院に来院された。

鑑別診断

痛いところをかばいながらの生活を送っているため、肩だけでなく頚部から肩部にかけて僧帽筋や肩甲骨の内側、背中の筋緊張が起こっている。
姿勢が猫背になっていることもあり、広背筋や腰の腰部の硬さも見られた。上肢や足の冷えも強く、脊柱起立筋の緊張から自律神経の乱れも併発していると判断。
肩の動きに関しては、前方挙上、外転動作は90度、結帯動作はほぼ不能。五十肩の拘縮期であると判断した。

治療法

拘縮期のため肩関節に付着する筋肉をマッサージと鍼、赤外線にて緊張緩和を目指す。使用穴は肩髃(けんぐう)、肩髎(けんりょう)、天宗(てんそう)、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、上大椎(かみだいつい)など。
冷えや睡眠不足など自律神経のバランスを整えるため、膏肓(こうこう)や志室(ししつ)、三陰交(さんいんこう)などを用いて全身の循環を改善し、仰向けが可能になってからは、頭部や腹部のマッサージにて、副交感神経優位になるよう体をリラックス状態にするよう施術を。
治療後は身体が温まり、来院時にこわばっていた頚部から肩部の筋肉が緩み、可動域の改善が見られた。自宅アイテムとして紹介した当院で販売している湯神香(※漢方入浴剤)も購入された。
肩関節の治療を行いつつ、自律神経を整え身体の力を抜けるよう現在も施術を続けている。

生活指導

睡眠時は抱き枕を使い、肩関節を固定するように
腕の循環を良くするため、合谷(ごうこく)や手三里(てさんり)の指圧を指導した。

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