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便秘症:便秘症/鍼灸治療レポート 5

男性 65歳 会社員(デスクワーカー)
症状:慢性的な便秘
発症:2021年7月上旬

現病歴

2021年5月頃から胃の調子が悪く、ムカムカする頻度が増えた。食べ物は喉を通らず詰まりやすく、空気と一緒に食べ物を食べている感じがありゲップが多くなった気がする。
血液検査や胃カメラなど精密検査を行ったがどこにも異常はみられなかった。私生活では特に思い当たる原因はなく、過度に仕事もしていないし大きなストレスを抱えていることもない。
お通じは一週間以上出ないときもあり、お腹の張り感を感じる。仕事は定年を迎えたため、最低限の仕事量で抑えている。
整腸剤は色々と飲んでいるがあまり効果を感じないため体に合うものを探しているところだが、最近は寝つきが悪く睡眠の質の低下も感じ始めたため、早く改善させたいとハリアップに来院された。
特に季節の変わり目は身体が重だるくなりやすい。スポーツは乗馬やゴルフ、テニスを楽しんでいる。

鑑別診断

季節の変わり目による自律神経バランスの乱れに加え、不規則な食生活が重なり消化器系に異常をきたしていると判断した。

治療法

消化器系の調子を整える鍼治療と自律神経調整のアプローチを行う。
消化器系の機能を高めるツボを選穴。太衝(たいしょう)、三陰交(さんいんこう)、豊隆(ほうりゅう)、手三里(てさんり)などに刺鍼し、お腹は温めながらマッサージしたあとに中脘(ちゅうかん)、水分(すいぶん)、大横(だいおう)に刺鍼を。
胃の疲れの反応が出やすい肩甲骨内縁や肩上部に張り感がみられたので、自律神経調整に有効な上大椎(かみだいつい)や、内臓調整のため膏肓(こうこう)、肝兪(かんゆ)、胃兪(じんゆ)などに刺鍼したところ、治療後、胃の不快感は消失した。
ビフィズス菌サプリメントのベイビーフローラを毎日飲むよう勧め、お試しセットを購入。
2回目の治療は一週間後。ベイビーフローラを飲み続けたこともあり、便秘やお腹の張りに悩まされることが減少した。
自律神経バランスの乱れが症状として胃腸に出やすいため、現在も週に一度の鍼治療の継続と腸内環境改善を一緒に行っている。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

六本木ヒルズ院 Roppongi Hills

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