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寝違え:寝違え/鍼灸治療レポート10

男性 40代 会社員
症状:寝違え

現病歴

来院される2日前、朝起きたときに右首に痛みが走る。最初は軽い痛みと感じていたが、仕事が終わった後も痛みが残っていて、早めに改善したいとその日仕事終了後、近くのマッサージに行った。
マッサージ終了後から痛みが強くなり自宅に帰宅して早めに寝たのだが、起きたら全く動かせないほど首が痛くなってしまった。
このままでは仕事に支障が出るため、何とかしようと職場近くで治療をできるところを探し、ドクター・リウ鍼灸院を見つけ来院された。
枕を変えてから朝起きた時に、首に痛みを感じることが増えたそう。

鑑別診断

頚部の全ての動きで痛みが生じ、前後屈、回旋とどの動きも可動域制限が見られる。
右斜角筋、肩甲挙筋に強い筋緊張があり、同時に熱感、発赤、腫脹、等の強い炎症が見られる。
痛みのある右首をかばっていたせいか炎症所見はないが、背部や反対側の筋肉も張り感も見られる。上記より、寝違えによる筋損傷と判断した。

治療法

患部の炎症がみられたため、25分の短いコースで施術。
頚部の負担を取るため、炎症部分を避けながら天柱(てんちゅう)、大椎(だいつい)、上大椎(かみだいつい)に刺鍼し、その後、頚部の抵抗運動を行なった。
この時点で痛みは残るが可動域制限は7割減少した。その後、脳脊髄液を整え鎮痛を目的に上大椎に置鍼。
次に側臥位にて背部を緊張を緩和させるため、膏肓(こうこう)に刺鍼。背部の緊張もとれたことを確認し、自宅での炎症部のアイシングを指導してこの日の治療は終了。

2回目の治療は3日後。炎症が引いてきたので40分コースで施術。自宅でアイシングをしっかり行っていただいたため、炎症は消失していた。
頚部の可動域は右の側屈、回旋の痛みが残存。前回の鍼治療によるアプローチに加え炎症部分の患部や脊柱起立筋の緊張緩和、脳脊髄液の循環改善を目的に瘂門(あもん)、患部の阿是穴への刺鍼を追加。
施術後は痛みや可動域制限も消失した。
ほぼ完治と言えるが仕事の影響や疲労で症状がぶり返さないように1週間後の来院を指導して、自宅ではアイシングではなく入浴など患部の温めを指導した。

1週間後に再来院されたときには、頚の痛みは再発しておらず動きも問題ないとのことで、寝違えの鍼治療はこの日で終了とし、その後は月1回を目安に来院を指導。
現在も再発予防、仕事の疲労解消を目的に来院されている。

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