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五十肩:五十肩/鍼灸治療レポート11

女性 50代 会社員
症状:肩の痛み

現病歴

2021年1月から肩の動きが悪く感じ、3月初めに肩が痛くて夜も眠れない状態が続き整形外科を受診。
整形外科で五十肩と診断され、リハビリ治療を受けていたが痛みは引かず、変わらず夜眠れない状態が続き、このまま痛みが続くのではと心配になり、ご家族の紹介でドクター・リウ鍼灸院に来院された。

鑑別診断

肩こりの症状とは異なり、服を着ようとしたときに肩に激痛が走り、腕を前から真上に上げられない、腕を真横から真上に上げられない、腕を背中に回すことができない等、五十肩の特徴的な症状がある。
腱板断裂などは徒手検査で除外。
日頃のデスクワークにより、猫背で肩が前に入ってしまう姿勢がある。
また、問診から更年期によるホルモンバランスの乱れ、過度な過労と精神的なストレスが重なっていることを確認。(※副腎機能低下の状態もある)
(※副腎は腎臓の上にある小さな臓器で抗ストレスホルモンの分泌をしています。ストレスで副腎が疲弊してくるとホルモンの分泌が悪くなりストレスに対処できなくなり、慢性疲労やうつ症状、不眠など様々な症状が出てきます)

治療法

夜中に何度も起きてしまい、眠れないことにより身体の恒常性が損なわれ、夜間痛の症状が続いてしまっていると考えられるため、副腎に対応する腎(じんゆ)などへの刺鍼
肩の緊張している筋肉、肩の動きに関わる棘上筋、棘下筋、小円筋などの筋肉に対しての鍼、自律神経を整える経穴(天柱など)へ鍼、心包経の内関へは接触鍼を行った。
初めての鍼治療に対して怖いと感じていらっしゃるので、鍼の本数も刺激も少なめに慎重に対応。
心身のリラックスと循環改善を目的として、上半身を中心に頚部、背部、腕の緊張緩和のマッサージをしたところ、治療後は全身の緊張が緩和され肩の痛みが軽減した。

前回治療後の3日後に来院。夜間痛で起きる頻度がやや減少し眠れるようになり楽になったとのこと。
引き続き、筋緊張緩和、自律神経を整える鍼、ホルモンバランスに関わる経穴(三陰交)への鍼を加え、リラックス、循環改善を目的としてのマッサージを行う。
4回目までは週に2回ペースで鍼治療を行い、5回目以降は週に1回の治療頻度に切り替え継続中。4回目から夜間痛の頻度がかなり減少したため、肩の可動域改善のため抵抗運動も取り入れ治療している。

生活指導

五十肩の症状は疼痛が軽減せず持続したり、再発を繰り返すことがあります。このような症状には、普段の生活や仕事での姿勢が影響していることが多いので、肩に負担がかかりにくい姿勢の保ち方を指導。
副腎疲労に対しては血糖値との関わりを説明し、食事のアドバイスも行った

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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