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顔面神経麻痺:顔面神経麻痺/鍼灸治療レポート15

50代 女性
症状:口を上手く動かせない。目が閉じれず涙が出る。
発症:2021年8月頃

現病歴

2週間前から突然口の動きが悪くなり、物を食べるときや飲み物を飲むときにこぼれるようになった。目を閉じることができずに涙が出る。
病院に行って医者からはウイルス性の問題はないと考えられるため、ストレスが原因の顔面神経麻痺(ベル麻痺)と言われたが、本人はストレスを特に感じていないとのこと。
変化といえば発症前に新型コロナウイルスのワクチンを接種したくらいで、ほかに思い当たることがない。
病院での治療も試みたがなかなか改善されず途方にくれていたところ、インスタグラムでドクター・リウ鍼灸院 西新橋院を見つけ、しっかり治したいと強い思いから問合せ後に来院された。

鑑別診断

頬を強く押すと顔面神経の走行に沿って強い痛みと目と口が反応して動きが見られたことから、末梢神経性の顔面神経麻痺(ベル麻痺)と考え、鍼灸治療が適応と判断。
右目を強く閉じることができず、口角が曲がり右唇を上げることができない。翳風、頬車、太陽を押すと強い痛みが出現し、頚部から肩部にかけての緊張も顕著。

治療法

1回目の鍼治療は、顔面神経の根幹である翳風(えいふう)、頬車(きょうしゃ)をマッサージ後、両方のツボに刺鍼後、置鍼。
置鍼後、顔の動きを確認すると目に力を入れやすくなってきたとのこと。次に口の動きの改善を目的に地倉(ちそう)に刺鍼。その後、頚部から肩部の筋緊張緩和のためマッサージをして、この日の治療は終了。
2回目は前回の治療から3日後の来院。動きを確認したところ、前回より目を閉じれるようになり涙が出ることはなくなったことを共有。
口はまだ閉じきれず、うがいをする時にまだこぼれる。
前回同様、各ツボの押したときの痛みは減っているが、まだ痛みがあり、前回とほぼ同じアプローチを行った。
地倉の刺鍼のみ撚鍼法をしながら、さらに神経を引き剝がすように引っ張りながら鍼刺激を加えたところ、動かしやすさに変化が見られた。
3回目は3日後。かなり動きが良くなり、目元はしっかり閉じきれるようになった。
上唇の動きがまだよくないが、物をこぼすことも減り、各ツボの押した際の痛みもなくなった。
この日から顔面神経の根幹の翳風の治療は終了して、患部へのアプローチを中心に行うことを説明。
5回目の治療後には、目の動きも口の動きも左右差がなく改善さしたため、今回の顔面神経麻痺の治療を終了。

早く治療にとりかかったことで思った以上に早く改善し、笑顔で帰宅された。

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