MENU

不眠症:不眠症/鍼灸治療レポート10

男性 50歳 会社員(デスクワーク)
症状:不眠症、耳鳴り
発症:2021年9月上旬

現病歴

来院される3週間前から、夜中に何度か目が覚めてしまうことが多く、就寝前にキーンとした耳鳴りが頭の中で聞こえるようにもなってきてしまった。眼精疲労と慢性的な肩こりもあり、身体の疲れがなかなかとれないでいる。
仕事はパソコン業務が中心で、休日出勤するほど忙しい日々が続き、自宅でもテレワークを行っている。仕事と自宅で休んでいる時のスイッチの切り替えが上手く行えておらず、日頃から仕事のことで悩むことが多くなってきた。
気が付いたら無意識に眉間に皺を寄せてしまう癖がついてしまい、表情が怖い感じになっていた。十分な睡眠もとれず身体にストレスが溜まっているように感じ、慢性的なコリの改善と不眠の状態も続いているため、体を整えたいとハリアップに来院された。

鑑別診断

仕事による過剰なストレスや慢性的な肩こりにより自律神経バランスが乱れてしまい、耳鳴りや睡眠障害が起きてしまったと判断した。

治療法

脳神経疲労コースを選択し、身体全体の血流改善を目的に、鍼と整体の治療と頭部・腹部のアプローチを行い、自律神経の調整を行った。
精神的な疲労による筋緊張を緩めるため、マッサージ整体で体後面にアプローチしたあと、天柱(てんちゅう)・風池(ふうち)・完骨(かんこつ)・太陽(たいよう)などに単刺で刺激を与え、頚部のマッサージを行った。
治療後はとてもすっきりされ、目が開きやすくなったとのこと。脳内の血流増進のため、頚部(主に僧帽筋)のストレッチを自宅で行うよう指導した。
1週間後に2回目の鍼治療で来院。
鍼治療後は以前に比べると調子が良く集中力がアップしたが、疲労が蓄積するとまだ目がかすんでくるそう。頚部周辺の筋緊張緩和と目周辺の血行改善に加えて、自律神経バランスの調整のため上大椎(かみだいつい)や肩甲間部などに刺鍼。
3回目の鍼治療では、初回同様、脳ストレスの解消のため脳神経疲労コースを提案し、手技と水牛鍼で頭部にアプローチした。3回目の治療で目のかすみや肩こりの頻度が減り、以降の睡眠のリズムが安定している。

不眠症のページを見る

ご相談・お問い合わせ

全店舗、どのような症状でも治療が可能ですが、
特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

六本木ヒルズ院 Roppongi Hills

六本木ヒルズ院

セルリアンタワー院 Cerulean Tower

セルリアンタワー院

カレッタ汐留院 Caretta Shiodome

カレッタ汐留院
当面の間、土日・祝日は短縮営業のため10:00~20:00となります。

西新橋院 Nishishinbashi

西新橋院
※ハリアップにリニューアル予定。
現在、「ドクター・リウ鍼灸院 西新橋院(東京慈恵会医大付属病院前)」で運営しております。月曜日・水曜日、完全予約制となっております。ご了承くださいませ。