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変形性膝関節症:変形性膝関節症/鍼灸治療レポート9

男性 40代 会社員
症状:両膝の痛み、痛みで屈曲ができない

現病歴

2021年8月来院。以前、病院で膝関節に骨棘がみられ変形性膝関節症と診断を受け、一度手術をしている。その後は経過良好だったが、2ヶ月ほど前から両膝に痛みが出現した。
歩いていても違和感があり、階段を降りるときに特に痛みを感じる。趣味でスケートボードを20年以上しているほか、週末はゴルフにも行く。
趣味を楽しむためにも何とかして膝の痛みをとりたいと、職場近くで鍼治療をできるところを探していたらドクター・リウ鍼灸院を見つけ来院された。

鑑別診断

両膝ともに関節水腫や膝蓋跳動は見られない。前方引き出し、後方引き出し、内外反ストレステストによる関節の動揺も特になし。
両膝の屈曲の関節可動域が10~90°ほどまでしかいかず、0°まで進展しきらない。
仰臥位で膝蓋骨を上下に動かした際にクリック音が鳴る。O脚が見られ、殿筋群、大腿四頭筋、大腿二頭筋、前脛骨筋、腓腹筋、ヒラメ筋に強い筋緊張あり。
変形性膝関節症による膝の痛みと判断した。

治療法

1回目の鍼治療は、膝の神経、血管は膝の前面ではなく後面にあるため、、膝裏中心にアプローチを組み立てた。
頚部から腰部、下肢にかけてマッサージしたあと、さらに膝裏をマッサージで刺激したところ、この刺激だけでも動きの改善が見られ驚かれていた。
その後、上大椎(かみだいつい)、志室(ししつ)、環跳(かんちょう)、承扶(しょうふ)、殷門(いんもん)、委中(いちゅう)、委陽(いよう)、承山(しょうざん)に刺鍼し、左右の委中に置鍼。
施術後、痛みが10→2まで軽減したことを確認、関節可動域は110°ほどまで改善した。
深く曲げこんだときに痛みが出ること、膝蓋骨を動かした際のクリック音はまだ残ることをふまえ、外膝眼(がいしつがん)、内膝眼(ないしつがん)、陽陵泉(ようりょうせん)に刺鍼し、その後、膝関節を広げる整体とストレッチを行った。
施術後は深く曲げこめるようになり、通常の角度の130°ほどまで改善した。
痛みはほぼ消失し、臀部と大腿部のストレッチ、運動後のアイシングを指導。運動した後の1週間後の来院を指導した。

2回目の治療は1週間後。
スケートボードもゴルフもしっかりやったが、多少筋肉が張る程度で痛みもなく楽しんでプレーできたと嬉しそうに話してくださった。この日は鍼刺激よりマッサージとストレッチを中心にアプローチ。
膝の変形自体は残っているので普段のケアや痛みが再発しないよう定期的な鍼治療を提案し、現在もケアのために継続で治療をしている。

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