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変形性膝関節症:変形性膝関節症/鍼灸治療レポート10

女性 80代 専業主婦
症状:右膝の痛み、歩くと痛い

現病歴

2021年10月来院。数年前から右膝に痛みが出るようになり、病院で関節に骨棘がみられ変形性膝関節症と診断を受けた。歩いていると痛みが強くなってきて、階段を降りる際に右足に体重がかかると痛み出す。
手術を勧められたが、手術後動けなくなりそうで手術はしたくない。ご主人がセルリアンタワー院で施術を受けているため、早く痛みをとりたいと当院へ来院された。

鑑別診断

右膝ともに関節水腫や膝蓋跳動は見られない。前方引き出し、後方引き出し、内外反ストレステストによる関節の動揺も特になし。
O脚変形が強く見られ、膝蓋骨を動かした際に上下左右動きが悪い。
両膝の屈曲のROMが10~80°程までしかいかず0°まで進展しきらない。右膝に体重をかけた際に関節に痛みが出る。
下肢全体の筋緊張がみられ、殿筋群、大腿四頭筋、大腿二頭筋、膝窩筋がとくに顕著なこと、上記触診により、変形性膝関節症による膝の痛みと判断した。

治療法

1回目の鍼治療は膝の神経、血管は膝の表ではなく裏にあるため、膝裏中心の施術を。
頚部から腰部、下肢にかけてマッサージし全身の血流促進、さらに膝裏をマッサージで刺激するとこれだけでも膝の動きの改善が見られ、驚きを感じられていた。
上大椎(かみだいつい)、志室(ししつ)、環跳(かんちょう)、承山(しょうざん)に刺鍼後、膝裏の委中(いちゅう)に置鍼。施術後、体重をかけた時の痛みが10→5まで軽減したことを確認。関節可動域は90°程まで改善した。
膝蓋骨の動きはまだ改善されていないため、外膝眼(がいしつがん)、内膝眼(ないしつがん)、陽陵泉(ようりょうせん)に刺鍼し、その後、膝関節の可動域をひろげるための整体・ストレッチを行なった。
施術後は施術前より深く屈曲できるようになり、通常の角度の110°程まで改善した。
痛みも10→3まで軽減し、自宅で膝のタオルを用いた関節に負担のかからない屈伸体操(劉先生著:長生きする体操を参照)を指導。
2回目は1週間後の来院。
来院初日は膝が痛く渋谷の街中を歩くのが不安だったが、この日は歩いていても痛みがなく安心して歩けたとのこと。体重をかけた際の痛みは10→2までに改善。前回とほぼ同様の施術を行い、施術後は痛みが消失した。
膝の変形自体は残っているので、普段のケアや治療の継続はとても大切だと理解をしてもらい、現在も変形が進行しないよう、痛みの再発予防に定期的に鍼治療を継続されている。

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