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坐骨神経痛:坐骨神経痛/鍼灸治療レポート12

女性 60代 主婦
症状:右足坐骨神経痛

現病歴

第4-5番腰椎椎間板ヘルニア
来院される2ヶ月前に重いものを運んでいて、気づいたら痺れがお尻から太もも裏側、ふくらはぎの外側に出現。
普段からあまり歩く方ではないが、なにかと立ったまま動くことの多い家事に支障が出るため、なるべく早く治したいとのことで腰痛治療に力を入れているハリアップカレッタ汐留院に来院された。
動作時の痛みを確認したところ、前屈動作にて痛み・痺れが増強する。

鑑別診断

X-ray、MRIにて軽度髄核突出が認められる。SLRテストは陽性。
筋力テスト、足趾の背屈、底屈ともに若干の低下は見られるものの力は入る。大殿筋、ハムストリングスは通常よりも明らかに筋力が低下していた。
触診にて明らかに大殿筋、ハムストリングスの筋肉量が低下しているのを確認。

治療法

腰椎椎間板ヘルニアを抱えていることもあり、腰まわりの血流改善のため、志室(ししつ)、環跳(かんちょう)、腰眼(ようがん)、腸骨周りに刺鍼を。
続けて脊柱の神経根を狙いつつ、坐骨神経の走行上にも刺激を入れるため、殷門(いんもん)、委中(いちゅう)、陽稜泉(ようりょうせん)、照海(しょうかい)に刺鍼した。
刺激を強く入れすぎるとその後数日は痛みが残ってしまうこともあるので、慎重に鍼刺激をコントロールしながら行い、鍼刺激の後は腰痛治療器にて骨盤を固定し、患者自身の自重を利用して行う圧迫部位の腰椎を広げるような運動を行った。
腰椎のみに負担がかからないよう、頚椎、胸椎、股関節それぞれの可動域を確保するようにストレッチ、マッサージを行った。
最初の3回の鍼治療は3日に1回行い、症状を5割程度まで軽減させ、そこから週に1回を1ヶ月、2週間に1回を1ヶ月間行ったところ、日常生活に支障がないレベルまで軽減。
まだ腰部に大きく負担がかかるときに少し痺れが出るため、2~3週間に1回は定期的に治療を行なっている。

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