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自律神経失調症:自律神経失調症/鍼灸治療レポート12

女性 40代 主婦
症状:自律神経失調症、眼瞼ミオキミア

現病歴

来院される3週間程前から瞼の下がピクピクするようになり、ほかの鍼灸院で鍼治療を受けたが全く改善しないため、ネットで検索しハリアップ丸ビル院へ来院された。
疲れがとれにくく、声もか細い状態。寝つきも悪いので睡眠導入剤を使用されていて、後頭部、側頭部に痛みあるため、早く症状改善されたいと話された。

鑑別診断

眼窩が痙攣しているので眼窩痙攣だと思われる方が多いが、眼窩痙攣とは、自分の意志に関係なく両眼の周囲の筋肉が痙攣し、眼をあけられなくなる症状で、原因は脳内からの指令が伝わらず、目の開閉が困難になる。
患者の症状は、片方の瞼がピクピクしており、眼輪筋の一部か緩縮を繰り返している状態で、痙攣が頬や口にも広がっておらず、片側顔面痙攣とも考えられない。よって、眼瞼ミオキミアと診断した。

治療法

身体を動かすこともなく、昼夜関係なくスマートフォンを見続けたりすることで自律神経が乱れていることも原因のひとつだと、患者本人も自覚していた。
今まで3週間に渡りピクピクと眼の痙攣がとまらなかったことはなく、このままずっと止まらなかったらどうしようという不安で、精神的ストレスも増している状況が読み取れたので、まずはリラックスできるよう手技で緊張している体全体を緩めながら治療を始めた。
筋緊張が顕著で動きも悪くなっている頚部、肩甲骨周りの大椎(だいつい)・風池(ふうち)・肩井(けんせい)・天窓(てんそう)、ストレスも強く、薬の服用で内臓にも負担がかかっている状態のため、背部の心兪(しんゆ)・肝兪(かんゆ)・腎兪(じんゆ)にも刺鍼を。また、全身のバランスをとるため、下肢と腕の曲池(きょくち)・内関(ないかん)・血海(けっかい)・陰陵泉(いんりょうせん)・三陰交(さんいんこう)にも刺鍼。
1週間後に再来院され、たまにピクピクすることがあるが、痙攣がおさまってきている。3回目の治療日には眼の痙攣もなくなり、ハキハキと質問したこと以外にも話してくださり、表情が明るくなったことがとても嬉しい。

治療法

日光を浴びる時間をとり、とくに寝る前はスマートフォンを見ないように。睡眠導入薬が誘因になることもあるので、多用しないよう気をつけること。
自宅生活で寒い時期は身体も冷えやすく更に固まりやすいので、入浴時間をとり体を温めリラックスすること。冷えやすい下半身や体幹部の筋肉、関節の緊張を和らげることで、内臓も温まることを説明。
ハリアップで販売している湯神香(とうじんこう)は、6種の生薬(当帰-トウキ、川弓-センキュウ、白芷-ビャクシ、桂皮-ケイヒ、細辛-サンシシ、丁子-チョウジ)が配合されており、乾燥したお肌に潤いを与えるだけでなく、お風呂上がりもポカポカな状態が持続するので、自律神経の調整にも効果的です。

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