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更年期障害:更年期障害/鍼灸治療レポート2

女性 50代 会社員
症状:更年期障害、便秘、浮腫み

現病歴

デスクワークによる慢性的な首肩こり・腰痛治療のため、以前からハリアップを利用されている患者様。職場が変わったことにより、丸ビル院に来院された。
浮腫みが酷く、重だるい。寝ても熟睡できずスッキリしない。更年期の症状のひとつであるホットフラッシュで、汗がとまらないことがある。
関節炎や手先のこわばり。便秘も酷くなったように感じると話され、更年期障害による症状軽減のための全身治療を希望され来院された。

鑑別診断

慣れない環境下で緊張状態が続き、自律神経のバランスが乱れ、更年期によりホルモンの分泌減少も重なり、交感神経が過敏に。さらにストレスを感じやすくなった結果、便秘が酷くなったと考えた。

治療法

ストレスで緊張状態が続いていることもあり、交感神経と副交感神経バランスが崩れているため、腸の働きをコントロールする自律神経を調整する必要があると説明。
瘂門(あもん)、風池(ふうち)、天柱(てんちゅう)に刺鍼後、硬く張りつめて盛り上がっている背部にもアプローチを。
膏肓(こうこう)、心兪(しんゆ)、肝兪(かんゆ)、腎兪(じんゆ)、大腸兪(だいちょうゆ)に刺鍼。背部は交感神経を司っているので、強刺激にならないように様子をみながら刺鍼した。
次に瘀血がみられる臀部のツボ、上髎(じょうりょう)、次髎(じりょう)に刺鍼。
腸の蠕動運動を促進させるために、足のツボにも刺激を。浮腫みがあり、血管やリンパ管から水分や老廃物がしみだしている状態なので、水分排出、血管障害改善のため、血海(けっかい)、陰陵泉(いんりょうせん)、陽陵泉(ようりょうせん)、合谷(ごうこく)、内関(ないかん)、曲池(きょくち)を刺激し、副交感神経ゾーンである腹部にもアプローチをした。関元(かんげん)、中脘(ちゅうかん)、水分(すいぶん)、大巨(だいこ)に刺鍼し、リラックスできるよう温めながら置鍼を。
現在、便秘は改善されたが、長時間のデスクワークは続いているため、週に一回のペースで治療を継続している。

生活指導

更年期による女性ホルモン、エストロゲンの減少は、悪玉コレステロールが上昇しやすく、腸内細菌の働きを高めることが大切になるので、ビフィズス菌サプリをお勧めし、鍼治療とともに継続された結果、便秘は改善。特に、ガスでお腹が張りやすい症状の方には効果が現れやすい。
風邪のひきはじめや不調を感じる時に摂取量を増やすことで、体の調子が良くなるというお話しをお聞きします。この女性の患者様も同様のことをお話しされていました。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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