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不眠症:不眠症/鍼灸治療レポート16

女性 20歳 会社員
症状:不眠

現病歴

数年前から睡眠が浅いタイプだと自覚はあったが、1年位前から仕事が海外との取引が中心となり、時差も生じるため生活リズムがズレたことで朝まで起きずに眠ることがない。仕事以外の時間はスマートフォンを見ていることが多く、気づけば1日中液晶画面を見ている。
そのためか寝つきが悪いことも多くなり、朝起きるのが辛い。もともとあった首肩こり、腰痛も酷くなったと感じ、ハリアップに来院された。

鑑別診断

頚部から背中にかけての筋の緊張が強く、背部の丸まりや頭の位置が前に出ていることで、常に頚部から背中に負担がかかっている。そのため噛み締めもあり、咬筋や側頭筋の硬さも顕著で頭痛の原因にもなっていると考えられる。
主訴である不眠の症状があるという点で自律神経のバランスが崩れていると考えられ、常にパソコンやスマートフォンを見ている状況からも交感神経が優位な状態で、呼吸の浅さにも影響している。自覚はないが足の冷えも強く、不眠の原因のひとつと考えられる。

治療法

伏臥位より全身をマッサージし、首肩に刺鍼していく。
後頭部の硬結を取り除き、自律神経を整える目的で後頭部に置鍼を。腰臀部、股関節、足首の硬さをチェックし、末梢の循環改善のため硬さのみられるところに単刺した。
次に、仰臥位にて足首周りに刺鍼し、自律神経の根幹部でもあるお腹のマッサージをしたあと、天枢(てんすう)、水分(すいぶん)、関元(かんげん)に置鍼をし、腸にアプローチ。最後に、足先と手指をほぐし、頭部から後頚部、前頚部を手技にてほぐして終了とした。

生活指導

冷え対策で足底のマッサージ、頭痛や頭や体の緊張を緩める目的で頭のマッサージを取り入れることを提案した。
施術後は足が暖かい状態が心地良いこと、仰向けに寝た状態が楽なこと、呼吸がしやすいことに驚いており、これが本来あるべき状態を認識してもらえたことで鍼治療の必要性を体感していただけた。

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