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五十肩:五十肩/鍼灸治療レポート21

男性 50代 会社員
症状:左肩関節周囲炎

現病歴

1年くらい前から左腕を挙げると左肩がだんだんと痛くなり、来院される半年前に整形外科を受診し肩関節周囲炎と診断された。湿布薬を処方されて貼っていたが痛みは変わらず、運動制限も変わらずハリアップに来院された。
左腕を真横から90度挙げるあたりから痛くなる。夜間痛はないが、後ろのベルトに手を回す結帯動作は腰の下あたりで痛くなる。

鑑別診断

肩関節挙上150度、外転90度で肩先の肩峰辺りの疼痛。結髪、結帯動作痛。
夜間痛(-)上腕二頭筋長頭腱炎(-)腱板損傷(-)から、肩関節周囲の筋肉の炎症で肩関節周囲炎(俗称:五十肩)と判断する。

治療法

まずはうつ伏せで首の風池(ふうち)、瘂門(あもん)、翳風(えいふう)に刺鍼し脳神経疲労を安定させてから、肩周りの肩髃(けんぐう)、肩貞(けんてい)、上大椎(かみだいつい)、腰の命門(めいもん)、足の委中(いちゅう)、承山(しょうざん)、飛揚(ひよう)に刺鍼。また背部の肝兪(かんゆ)、胆兪(たんゆ)、脾兪’(ひゆ)に置鍼し内臓機能を安定させ、筋肉の緊張を取り炎症を緩和させた。
仰向けで頭の百会(ひゃくえ)、お腹の天枢(てんすう)、中脘(ちゅうかん)、脛の陽陵泉(ようりょうせん)に刺鍼し、自律神経の安定を図る。
5回目の治療で肩関節の可動域が良くなり、真横に挙げる外転動作も肘を伸ばした状態で耳まで付くようになった。

生活指導

寝不足や過労、精神的なストレスによって自律神経のバランスが崩れて、頚部や腕神経叢や肩関節の周囲の血流が悪くなり、炎症を引き起こします。滞りを解消するには、痛くない範囲での肩関節の運動や肩甲骨周りの凝りもほぐして腸内環境を整えることも大事と説明し、発酵食品を摂取して善玉菌を増やし幸せホルモンのセロトニンの分泌を促すこともあわせて肩関節の症状緩和に努めていくよう提案した。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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