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五十肩:五十肩/鍼灸治療レポート23

女性 50代 会社員
症状:右肩の痛み、右肩の運動制限

現病歴

2021年の夏から右肩が上がらなくなり整形外科を受診したところ、肩関節周囲炎と診断される。その後、右肩の痛みは徐々に落ち着いてきているが肩が上がらない状態は続き、着替えなどの動きで痛みを感じる。
今年に入って左肩にも痛みを感じるようになり、右肩と同じように肩が動かなくなった。左肩の痛みで目が覚めることもある。
趣味のヨガもこのまま両肩が動かなくなりできなくなるのではないかと心配され、インターネットで検索し来院された。

鑑別診断

問診から五十肩の特徴的な症状があり、腱板断裂などは検査で除外。
夜間痛が出ていることから、内臓・自律神経系の影響も考えられ、医師の診断通り、右肩関節周囲炎の治療を開始。

治療法

姿勢に問題があり、腕が前方に入っている。左右腕を前に挙げる動きと横に挙げる動きは40度くらいで、手を後ろに回す動きにも制限がある。左は動かすと痛みが強く出るのでまだ炎症が続いている。
肩の痛みや動きにも関わる頚部の循環改善目的で天柱(てんちゅう)、頚部の筋肉に対しての鍼を行う。肩と背中にある肩甲骨や腕の動きに関わる肩甲挙筋、僧帽筋、広背筋、棘上筋、棘下筋にも刺鍼を。小円筋等の筋肉に対しての鍼と内臓調整のため、背部の脾兪(ひゆ)、肝兪(かんゆ)、志室(ししつ)、肝・脾・腎経への鍼を行い、その後、上半身中心に頚部、背部、腕部の緊張緩和のためのマッサージを行った。
治療後は、特に右肩の動きの制限が減少した。
2回目は1週間後に来院。
治療後、左肩の痛みはやや軽減したが、夜は痛みで目が覚める状態は続いている。
引き続き、左右の肩の循環改善を目的として前回同様の鍼とマッサージ整体を行い、右肩は炎症期が過ぎているので肩の動きを良くするための抵抗運動も行った。
2週間後に来院されたときには、夜痛みで目が覚めることがなくなり、右肩の可動域がかなり改善した。

3回の治療で、初診時は両肩とも横と前に上げる動きが40度くらいだったのが、右肩は正常に近い状態になり、左肩も横は90度、前は120度に改善。
右肩は結帯動作での痛み、動きの制限があり、左肩も痛みと制限があるので今後も週に1回の来院を予定している。

生活指導

肩の拘縮予防のため、自宅で行えるマグカップを持って行う運動をアドバイス。肩に負担がかりにくい姿勢の保ち方を指導した。

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