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腰痛症:腰痛症/鍼灸治療レポート20

男性 50代 会社経営
症状:腰痛
発症:2022年4月

現病歴

ジムでのトレーニング後から腰に違和感を覚えた。翌朝、腰痛ベルトを巻き、腰を落とした姿勢で、ソロソロと覚束ない足取りだった。
このままでは仕事も日常生活さえもままならないと、早期治療を求め来院された。

鑑別診断

痛みは左腰部で、下肢のしびれはなし。前後屈不可。ケンプテスト陰性。SLR陰性。棘突起叩打痛なし。圧痛部位は左腰椎第2番-3番。患部に熱感あり。
トレーニング中、背腰部の筋肉を過伸展、もしくは過緊張したために腰を痛めた筋筋膜性の急性腰痛症と判断した。

治療法

急性期だったこともあり、施術時間は鍼・マッサージ整体40分で行った。伏臥位(患者が痛がるので、腹部に枕を入れて、若干背中が丸まる姿勢にした)にて、痛みの緩和を狙い、頚部のマッサージと鍼を。腰部は志室に5番2寸の鍼にて置鍼。腰部を庇って歩行していたためか、脚部の緊張が強かったので、マッサージと鍼で筋緊張を解いた。
次に、左を上にした側臥位で、腰部臀部のマッサージと鍼を。置鍼は腰部の大腸兪(だいちょうゆ)と臀部の環跳(かんちょう)に。
仰臥位では腹部と大腿前面、脛の緊張を取る施術。患者が痛がらない程度に腰臀部と下肢のストレッチ。途中、体位変換ごとに身体の状態を確認していただき、痛みが緩和し可動域が広がってゆくのを実感してもらった。最後に、椅子に座らせ、脊柱起立筋の抵抗運動をかけて、この日の治療は終了とした。
着替えて、受付まで歩いてくる姿は、来院時とは激変し、ほぼ正常に歩行できるレベルまでに改善。痛みは残っているものの、靴下も問題なく履けたと話してくださった。

翌日、翌々日と治療を継続し、治療開始から4日後の4回目の鍼治療にて完全に緩解し、治療終了。

生活指導

痛みはある程度緩和しているが、急性期の状態であるため、3日ほどはお風呂ではなくシャワーを使うよう指示した(炎症は72時間程度続き、その間、患部を温めると痛みが増すことがあるため)。
また、体を動かすときには、手足を使い、極力体幹の筋肉に負担をかけないよう指導した。

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