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顔面神経麻痺:顔面神経麻痺/鍼灸治療レポート24

20代 男性 会社員 
症状:右顔面神経麻痺(ラムゼイハント症候群)
発症:2022年3月中旬

現病歴

2022年3月15日、起床時に右顔面部が動かないことに気づき、すぐ病院に受診した。
血液検査の結果、帯状疱疹ウイルスによる顔面神経麻痺と診断され、ステロイドによる投薬治療を2週間続けたが変化が出なかったため、このまま様子を見るより、1日でも早く治療を開始して治したいという思いで治療できるところを探し、インターネットで検索して当院にたどり着いた。

鑑別診断

閉眼ができないため、洗顔や洗髪時に水が目に入ってしまう。
口角が上がらず笑顔が作れない、水がこぼれてしまう。
額のしわ寄せ不可のため、末梢神経が原因の顔面神経麻痺と判断した。

治療法

顔面部の主要なツボに対して指圧で刺激を入れ、表情筋の反応を確認した。
その後に顔面神経の根幹部である翳風(えいふう)、顔面神経第2枝領域のポイントである顴髎(けんりょう)に鍼で刺激し、筋肉の反応を確認。次に、目の動きに対して太陽(たいよう)、四白(しはく)にも刺鍼。
その後、側臥位にて頚部から顔面部にかけての血流促進、新陳代謝促進を目的に、頚部から肩へのマッサージ、完骨(かんこつ)、風池(ふうち)、上大椎(かみだいつい)に刺鍼し、1回目の治療を終了とした。
治療前に比べて閉眼時に力が入っているのを写真にて共有した。

2回目は仕事の関係で4日後となったが、口角の挙上に対して地倉(ちそう)、下関(げかん)にも刺鍼し、治療後は口角が上がっているのを実感して頂いた。
3回目は2日後に来院され、刺激量は変えずに前回同様の治療を行ったところ、閉眼や口角の挙上にしっかりと力が入るようになって、本人も驚かれていた。
4回目は前回の治療に加え、左右非対称の部位に対して細かな刺激をした。治療を終え、日常生活に支障がなく、左右差も顔の動きも違和感がなくなったとのことで、4回の鍼治療で顔面神経麻痺に対する治療を卒業された。

発症から2週間で治療を開始できたことに加え、食事や運動、自宅でできるセルフケアなど、可能な範囲で取組んでいただいたことで、乱れがちな消化器系の働きもスムーズに。
また、鍼治療による体の免疫調整作用も働き、早期改善できた治療例。帯状疱疹後の顔面神経麻痺、ラムゼイハント症候群は完治までに時間を要すると言われていますが、顔面神経麻痺根幹部からアプローチする鍼治療は、顔面神経麻痺の根本改善に効果的です。

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