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眼精疲労:眼精疲労/鍼灸治療レポート15

男性 50代 大学教授
症状:眼精疲労

現病歴

常に本やパソコン画面を見ていて映画鑑賞で目の疲れもあり、ドライアイと老眼が重なって目の状態は良くないが目が開きにくいと感じたのは、ここ最近が初めて。
仕事はなんとかやれているが趣味の映画鑑賞をする状態にはなれない。目薬はもちろん、眼科での治療やマッサージなど色んな治療を行ったが、どれひとつ有意義な結果は得られなかった。
今回はこれまで痛そうで候補からは外していた鍼治療を受けてみることにして、家の近くにあるハリアップカレッタ汐留院に来院された。

鑑別診断

1日中デスクワークの時間で、時間にすると約8時間近く。携帯画面を見続ける時間が3時間なので少なくとも1日10時間はブルーライトを浴びているので、眼球の疲労の蓄積を予想する。
目の周りのツボの硬さが顕著で、そこから首、肩、背中に沿っての筋肉の硬さも確認できる。目の下にはクマがあり、お酒はほぼ毎日で腹部膨満と日常的なストレスが重なり肝臓の疲れも予想できる。
上記から長時間の眼球の使用による眼球疲労、デスクワークでの首から背中の凝り、肝臓の疲れも関与していると判断し治療を開始した。

治療法

デスクワークで感じている首肩こりは、ただ首肩の不快感だけでなく、腹部の臓器の血流不足にも繋がり、胃腸の働きが低下するなど内臓を動かす自律神経の働きと関係している。
とくに呼吸が浅く、気持ちが落ち着かないとのこともあるので、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、膏肓(こうこう)など、首から背中のツボを用いて首肩の凝りを緩和する同時に自律神経の安定を促した。
さらに、背部の肝兪(かんゆ)、足の太衝(たいしょう)など肝臓の働きを促すツボに刺鍼して、ピンポイントで内臓へのアプローチを。
目は攅竹(さんちく)、太陽(たいよう)、四白(しはく)を用いて、眼輪筋、涙腺、目の周りの血流促進のためのアプローチをし、眼球周辺と頭部を入念にマッサージした。

治療後、今まで経験ないほどのすっきり感と、視力が上がったかのように鮮明にものが見えてきたと話された。すぐに視力が回復することはないが、おそらく目の周辺の筋緊張が緩和したことで血流が良くなったと考えられる。
常に目の筋肉を酷使しているので、時間を決めて目を休ませること。セルフケアのためのプチ鍼を提案し、攅竹、太陽など眼の周りのツボに直接貼ることを指導した。
最初は1週間持続するかどうかといったところだったが、定期的に治療を受けられていたので、現在はを月に1度のペースで治療をしつつ経過観察している。

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