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五十肩:五十肩/鍼灸治療レポート26

女性 50代 主婦
症状:右肩関節屈曲、外転、結帯動作時の可動域制限と痛み

現病歴

以前から右肩の痛みを自覚していたが一時改善していたので様子を見ていたところ、2022年3月にワクチン接種を行った後に再び症状が悪化した。
症状が悪化してからリハビリや整骨院に通っていたが特に改善しなかったため、インターネット検索し鍼灸が効くのではと思い、来院を決めた。

鑑別診断

レントゲンの所見では異常が見られず。
屈曲、外転、結帯動作の可動域制限、動作時痛が見られるので、肩関節周囲炎(五十肩)の拘縮期と判断した。

治療法

肩の症状に伴い、背中の張り、肘内側を押圧すると肩まで響く感覚がある状態を確認。まずは、鎮痛を目的とした、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)に刺鍼し、その後に背中の僧帽筋上部・中部、広背筋、大菱形筋・小菱形筋の筋緊張緩和を目的とした、上大椎(かみだいつい)、膏肓(こうこう)、肝兪(かんゆ)、志室(ししつ)に刺鍼した。
次に、肩関節可動域の改善を目的とした腱板部の硬結に刺鍼。結帯動作の改善を目的とした肘部への刺鍼、内側の押圧をした。
その他、側臥位での肩関節外転、伸展動作における抵抗運動を行った。
上記の治療を5回行ったところで、肩関節屈曲、外転、結帯動作がほぼ改善し、痛みも初めての来院時から比べると9割消失した。
仕事や生活背景柄、肩関節が内旋位になりやすく、前腕屈筋群(主に肘内側)の緊張も現れやすいので、症状の悪化を防ぐために現在も週一回のペースで鍼治療を行っている。

生活指導

主に肘内側の張りが顕著なので、セルフケアとして使用できる円皮鍼を貼り、極力、筋緊張を避けるよう指導。
肩に意識がいき、盲点になりがちな前腕屈筋群(主に肘内側)や手のひらをほぐすマッサージやストレッチを指導し、肩関節が内旋位に入りすぎないよう意識して生活するように伝えた。

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