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五十肩:五十肩/鍼灸治療レポート27

男性 30代 会社員
症状:右肩の痛み

現病歴

来院される2日前、朝起きようとしたら肩に痛みがあり腕を前にあげたり、手を広げながら上げていく動作で痛みが強く出るようになった。この2日間の痛みの度合いは変わらず、じっとしていても痛む時が1日に何度かあった。思い当たるとこと言えば4日前に筋トレをしたくらいだが、その時に何か変わったことはなくいつも通りだった。
仕事は最近忙しく接待の機会も増え、今週も多忙だったことから寝不足ぎみ。服を着る動作などで痛むこと、何もしなくても痛むことにより、日常生活に支障が起きているので何とかしたいと来院された。

鑑別診断

腕の屈曲30°、伸展20°、外転30°程度とほとんど腕が上げられない。腕を動かそうとすると体全体で上げようとしてしまうほど、痛い腕単体で動かすことが難しい。
そのため、三角筋、大胸筋、広背筋、大円筋、小円筋、棘上筋などの不調が考えられる。もうひとつは動かさずじっとしていても痛みを感じる時がある。
右肩の痛みというところを考えると、会食が続いたこともあり、解毒や分解をする役割の肝臓に負担がかかるとこにより肝臓の動きも悪くなり、肝臓周辺の組織が硬くなることで、右肩に影響が起こっているのではと推測した。

治療法

まずは側臥位になってもらい、痛みの影響で首肩周りの硬さもあるので首肩周りの天柱(てんちゅう)、完骨(かんこつ)、上大椎(かみだいつい)あたりを単刺で刺激し、三角筋、大胸筋へ置鍼。腕周りや背中は単刺でアプローチをした。動作確認をしてもらい、痛みは伴うが可動域は施術前よりもひろがった。
仰臥位では大胸筋の張り、肘や手首の動きを確認し硬さがあったので、手技にてアプローチし、そのあと大胸筋、肘周りの曲池(きょくち)、顎に力も入っているので顔の頬車(きょうしゃ)などに単刺をした。内臓疲労がみられたお腹は全体的にマッサージし、期門(きもん)、中脘(ちゅうかん)に置鍼し、治療を終了とした。

生活指導

可能域が腕の屈曲30°が75°に。伸展20°が25°に。外転30°が50°程度まで変化があり、関節の可動域に動きが出たことを実感してもらった。それ以上動かそうとすれば痛みを伴うが、来院時より動かしやすさを感じてもらった。
内臓にもアプローチをかけているので、少しずつ変化が出てくることを説明し、無理に動かしたりせず様子を見るよう伝えた。発症したてで痛みも顕著なため、基本的には肩に負担をかけずに過ごすこと、強い痛みが持続する場合は10分適度のアイシングで冷やしすぎないことをお伝えした。

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