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五十肩:五十肩/鍼灸治療レポート30

男性 50代 会社員 
症状:左肩関節周囲炎

既往歴

自律神経失調症・不眠症
遠位尺骨骨折

現病歴

2ヶ月前に左肩肩関節周囲炎を発症(五十肩)。
背中を洗う動作や頭を洗う動作、洋服を着る際に肩関節の奥の方の痛みを訴えている。怪我からではなく気づいたら挙げにくい状態で、痛い思いをしながら生活をしていたら完全に挙がらなくなってしまった。
最初の2ヶ月は寝ているときに深夜の痛みもあり、座って作業しているときも疼くような痛みがあったため、仕事のストレスで寝不足も重なり日常生活にかなり支障がでるようになってしまった。
このままでは悪化する一方なので、一日でも早く治したいとハリアップに来院された。

鑑別診断

病院でのレントゲン・MRI検査をもとに靱帯や腱板の炎症はなく、関節包の癒着、炎症であることがわかった。(凍結肩)
ステロイド注射を施し、一時的に痛みが緩和するもすぐに戻ってしまう状況。

治療法

尺骨骨折の影響で手首の硬さが顕著に出ていたので、手首、肘、肩の動きの連動が破綻していた。
まずは血流改善を目的に、合谷(ごうこく)、手三里(てさんり)、曲池(きょくち)、肩髃(けんぐう)、天宗(てんそう)、肩井(けんせい)に刺鍼し、天宗、合谷に置鍼した。
次に、自律神経の興奮を抑えるために、首周りと背骨、お腹に刺鍼を。

1回目の治療で少し可動域がひろがり、夜中の痛みも軽減。
3回目あたりから安静時痛が落ち着いてきて、動作時痛と可動域制限が主になった。そこから手首や肘、肩の抵抗運動(整体)を行い、弱っていた筋肉に刺激を入れた。
4回目以降は、施術のたびに可動域がひろがり、2ヶ月後には腕が耳につくようにまで改善した。

自宅でのセルフケアとして、身体全体を冷やさず温めること、内臓を労ることで夜間痛を少しでも抑えることができたことを伝え、実際に飲酒や喫煙を控えて当院の漢方薬湯でお風呂に浸かることを実践してもらった。早めに鍼治療と併せてこれらのことが実践できていると、早期改善につながります。
痛みのある側の肩を上にして寝ることで過度な負担を減らし、睡眠の質も少し改善することで自己治癒能力を引き出せたことも良かった。

五十肩はいろんな原因が複雑にかみあって発症するので、不調が出ているもの全てに対しアプローチしていくことが結果的に五十肩の根本改善になります。
特に50代の方でホルモンバランスが崩れやすい時期は、ストレス管理や睡眠が大切ですし、適度な運動や日頃のストレッチも大切になってきます。

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