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坐骨神経痛:坐骨神経痛/鍼灸治療レポート22

女性 50代 主婦
症状:右坐骨神経痛

現病歴

来院される3ヶ月ほど前、掃除をしている際に腰を痛めてから徐々にお尻が痛くなり、しばらくして右のふくらはぎに痺れが出始めた。
足を着く動作や歩く動作で常に痛みや痺れが増していた中、親の介護で故郷を行ったり来たりしてる生活で、疲れも溜まっていた。早めに元の生活に戻らなけばいけないので、痛みと痺れを改善するため治療をしてほしいとのことでハリアップに来院された。
腰を痛めてから程なく病院を受診し、第5腰椎椎間版ヘルニアと診断され、神経系の薬であるリリカと筋肉系の痛み止めのセレコックスを服用するもほとんど痛みが変わらずだったそう。
何度かブロック注射も行い、少しは痛みが軽減したものの先が見えず、鍼灸治療に行き着いたと来院時に話してくださった。

鑑別診断

実際にSLRテスト陽性、FNSテスト陽性、Kボンネットテスト陽性、パトリックテスト陽性で、椎間関節や神経根の問題と、お尻の筋肉や仙腸関節の問題などが複合的に絡んでいるものと判断した。

治療法

お腹にクッションを入れながらでないとうつ伏せで痺れが増す状態であったので、この状態で治療を開始するが、少し時間が経つとこの体勢も難しい状態となり、側臥位にて施術した。
2回目以降は腰痛専用のベッドを使用し、折り曲げた状態で施術をすることで患者の腰部の負担を軽減し、施術中の余計な緊張をとりながら施術を行なっていった。
腰部から仙腸関節にかけて志室(ししつ)、大腸兪(だいちょうゆ)、次髎(じりょう)、中髎(ちゅうりょう)、環跳(かんちょう)に刺鍼後、股関節の腸脛靱帯や大腿筋膜張筋など硬結部にも刺鍼した。
抵抗運動や腰を動かす、炎症を助長させるような施術はせずに最初の1週間で3回通っていただいた。
その後、症状が少し軽快しては戻り軽快しては戻りの繰り返しになり、だんだんと炎症症状は取れてきて、慢性的な痛みに変わったところで、軽い筋トレと抵抗運動(体幹を丸めるような運動や、股関節の可動性を広げるような運動)を取り入れながら施術を行なっていった。

1ヶ月半くらいは週2回から3回のペースで来院していただき、かなり改善がみられた。
それから1ヶ月くらいは週1回から2回のペースで治療を行い、現在は痛み、痺れがほぼない状態で毎日過ごされている。

一時は医者から手術も提案されていたが、根気強く、決して少なくない治療回数だったと思うが、当院を信じて提案通りの来院頻度で通ってくださり、セルフケアもしっかり実行されたことが実を結んだ良い症例だった。
症状が重い方の中には、多くの回数を重ねなければ治っていかないようなものは必ず存在します。
時間やお金もかかることですが、将来のご自身のお身体のことを考えると、諦めずに通っていただくことが改善への近道だと思ってください。

手術だけが治療方法ではありません。諦めずにご相談ください。

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